プロに育てる親と、そうでない親との大きな違いは何か?

子供をプロに育てた親たちは、子供が生まれた時点で、それなりの感性を持っている人たちで、また子供の成長と共に親も一緒に成長して行き、それによって、子供に間違った練習やトレーニングを押し付けることないため、メンタル的に問題を抱ええたり、余り怪我をすることもなく、すくすく育つ。

またいい指導者に巡り合い、プロに育てるためにふさわしい環境を用意していった結果、プロとなる。

 

逆にプロを目指したけど、プロになれなかった殆どの原因は、考え方、やり方、取り組み方が間違っていたからで、また殆どの人がプロになれず、プロになれる人がごく一部であることから考えれば、考え方、やり方、取り組み方が、基本的に間違っているのではないか、ということが考えられる。

そのことに気づかなければならない。

 

しかし、何となくそんな風には考えるものの、「自分こそは違うぞ!」と考え、人とは違う努力をしようとはするのだけど、その努力とは、毎日5キロ走るとか、体幹トレーニングを行うとかで、

少し客観的、俯瞰的に考えれば、そんなことは誰でも考えるし、取り組んでいることで、小さい組織の中では仮に差が付いたとしても、本当の意味では何の差もつかないし、過去にプロを目指して失敗してきた人たちが、何故失敗したのかを分かっていないから、同じ歴史を繰り返すことになる。

 

もう少し言えば、5キロ走るとか、体幹トレーニングを行うとかが、いいとか悪いとかというのではなく、もっと根本的な所の考えにおいて、プロに育てる人とは大きな違いがあり、それこそ「基本」ということですが、基本が間違っているから、後のことは全て間違うことになる。

だから似たようなことを行っても、結果がまるで違うものとなる。

 

この基本的な考え方、やり方、取り組み方が、正しいのかどうかが、最も重要な所で、それが間違っていたとすれば、たとえ現時点で成績が多少良かったとしても、傾いた土台の上に積み重ねる努力では、最終的には上手く行かない。

また耐震強度が不足しているような家は、外見上は立派ではあるけれども、実は非常に脆いということがあるように、中身での正しい判断が出来ていなければ、形上、成績が良かったとしても、耐震強度が不足している家のようなものに過ぎない。

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