熊を駆除するなんてかわいそうだ!

ということについて。

今年は札幌で、熊がかなり多く出ていましたね。

それで14日に一頭駆除されたのですが、それから600件ほど意見が寄せられ、その6割が否定的な意見だという。ただ道内に住む人から寄せられた意見の6割は、賛成だそうですが、皆さんはどう思いますか?

 

反対意見の主なもの

・一番手っ取り早かっただけだ。他にも方法があったはずだ。

・駆除されたクマがかわいそう。殺さない方法を有識者と相談できたはずだ。

・殺すのは簡単。クマの生体を調べて守る方向で対処してほしい。

・動物園に入れるとか、麻酔銃で撃って森に返すべきだった。

・南区はクマが出て当然。人と共存できるように努めるべきだ。

・農作物を食べただけで、人間に危害を加えたわけではない。

 

またこれを読んで、どう思いますか?

 

この内容で言えばすが、一言で言うと、今回も立川志らくさんの言葉を借りれば、

「くずでございます」

何一つ調べずに、苦情つけるんでしょうね。

 

「どうして殺したんですか?」と聞くのならまだ分かりますが、何一つ調べずに、ただ感情的になって、わざわざ苦情つけているのだから、この人たちは大丈夫なのかと心配になる。

正義感から、苦情を付けているのでしょうが、果たしてその考えを持っている人たちが、日本をいい方向に持って行くことが出来ているのだろうか、動物を守れるのだろうか、と考えた時、そうではないような気がしてならない。

むしろ見当違いな苦情で、業務を妨害していたとすれば、日本にとって、逆にマイナスなことを行っている。

 

ちなみに北海道の熊はツキノワグマではなく、ヒグマです。

 

北海道の方が、恐らく連日ニュースが流れていたでしょうから、その事情を知っている北海道人の人は、余り苦情を付けず、そうではない道外の人が、知らずに苦情を付けたのだろうと、考えられますが、

まず「一番手っ取り早い」っつったって、連日熊が出ていた訳ですからね。その結果最終的に、駆除することになった。

また猟友会の方は、毎日見回りも行っていました。

ついでに言えば、箱罠も設置していて、朝晩見回りしていたそうで、朝の見回りは四時。

そうしたことを皆知らないし、文句の言う人は、自分では何もしないで、口だけ出したりしますが、知らないだけで色々やっているし、大変なんです。

 

それと、「猟友会の人が殺したかっただけだ」みたいに言う人もいるようですが、これなんかは無知な典型例で、許可なく勝手に殺せませんから。笑

だから島牧村で熊が出ていた時も、住宅とか夜だとか撃てないから、色々苦労していた。

銃で撃つ場合は、猟友会の人の判断や意思ではなく、公安委員会の許可なしには発砲できない。

 

「殺さない方法を有識者と相談できたはずだ」

も、連日熊が出ていて、それで困って、専門家の意見を踏まえて決定したのであって、何も考えなしに直ぐ行ったのではない。

「他にも方法があったはずだ」、「相談できたはずだ」など、なんとかのはずだとか言う人は、どんなことでも、確かめず、自分の思い込みや希望、期待など、予想で言う。

 

そういう人が、FXや株なんかをやって、価格が思った以上に下がった時に、損切など出来ず、「きっと上がるはずだ!」何て言って大損するし、スポーツなどの世界でも、「なんとかのはずだ!」何て言う人は、まず成功しない。

 

「絶対こうだと思う!」何て言ったって、その人がそう思っているだけで、真理や真実とは関係なく、

自分の考えに関わらず、全ては真理、真実を受け止めて、常に間違いを修正し、自分の考えや行動を、それに合わせて行かなければならないのです。

 

もし「熊を殺すのが簡単だ」と言うのなら、その人に是非やって貰いたいもんですね。笑

簡単だから素手で倒すんでしょうか?まぁ、ナイフぐらいは使うかもしれない。達人なんでしょうかね。

これは冗談ではありますが、自分ではやったこともないのに、簡単だという人はいるものです。

 

熊を殺すためには、狩猟免許と銃所持免許が必要で、更にライフルを持つとなると、10年以上の経験が必要になる。

そのためにはお金もかかるし、保険にも入らなければならないし、狩猟税も払っている。また趣味の内になるかもしれないけど、一応猟銃や弾を買うのもお金がかかるし、ガンロッカーも必要だし、射撃場で練習もしなければならない。

射撃場で何発撃つかにもよるけど、一回で一万円ぐらい。またライフルの弾は、一発で600円ぐらいする。

それと駆除をする人は、防除隊と言うのに入って、毎日見回りをしたりし、駆除する場合は、発砲許可が下りた後、危険の無いよう細心の注意を払って、駆除しなければならない。

 

これも少しついでですが、銃社会ではない日本で、銃を持つことというのは、かなり大変なことで、たとえ家族であっても、銃など触らせてはいけないし、鍵をかけて、ガンロッカーにしまわなければならない。

また色んな手続きがあったり、近隣住民に聞き込みがあったり、毎年警察と面接があったり、家族の人に「精神状態大丈夫ですか?」「DV無いですか」みたいな確認が行われる。

だから「銃所持免許持ってます」何て言うと、警察にしたら、身辺を確かめているので、逆に信用できる人なんです。

 

そうしたことが簡単かどうかは、人それぞれの判断ですが、少なくてもこの人たちの様に、何も知らずに一々苦情付けてくる人もいるから、簡単に撃つ訳にもいかないのです。

今回は、最終的に人に危害が及ぶ危険性が高いと考えて、駆除する選択をした。

 

「麻酔銃」という話もありますが、麻酔を使えるのは医者で、麻酔銃となると獣医免許が必要になり、猟友会の人はまず持っていないし、もちろん警察も猟銃だけでなく、麻酔銃も使えないから、麻酔銃を使える人がそもそも殆どいない。

それと麻酔銃を打っても、その場でパタンと倒れるとは限らず、意識を失うまで数時間かかり暴れる可能性がある。

 

また「森に返すべきだ」と言うのだけども、一度家庭菜園の果物の味を覚えた熊は、戻ってくる可能性も高い。

人間だって、おいしいもの食べたら、またそれを食べたくなるし、犬だって人間の食べ物の味を覚えたら、ペットフードは食べなくなる。

熊にしても、おいしくて、簡単に食べれるものがあって、またそこは安全です、何てなったら、一々何キロも歩いて餌を探し回るより、家庭菜園の果物を選ぶんじゃないでしょうか。

 

「農作物を食べただけで、人間に危害を加えたわけではない」

と、言う人は、自分家の庭に熊が毎日のように現れても、

「殺すのはかわいそうだから、殺さないで下さい!」

なんて言うんでしょうかね。笑

そうであるなら立派かもしれないけど、少なくてもこういう人に限って、人間に危害があった時は、必ず文句言うでしょうね。

だからどっちにしたって、文句言う。笑

 

「農作物を食べただけで、人間に危害を加えたわけではない」と言う考えで、安全だと考えるのは、とてもじゃないですが、危険回避はできない。

恐らく普段もそうした思考回路だと思いますが、何かあってから、慌てふためくタイプなんじゃないだろうかと、想像してしまう。

 

「クマの生体を調べて守る方向で対処してほしい」

というのは、当然市でも考えていることで、まだ完全な対策というのが出来ていない段階ですね。

 

熊がかわいそうというのは、私もかわいそうだと思う。生き物の命を奪う事だから、誰だってかわいそうだと思うでしょう。

だけど、「熊がかわいそう!」という人って、鶏肉食べないのだろうか。牛肉、豚肉を食べないのだろうか。

もし鳥も牛も豚も羊も食べておいて、熊だけがかわいそうと思うのだろうか。

肉を頂く時に、感謝の気持ち、命を頂く気持ちを持って頂いているのだろうか。

そういう所に、矛盾がありそうですけどね。

かわいそうと言うだけなら、誰でも出来る。それこそ簡単で、かわいそうだけど、駆除しなければならなかったりする。

 

苦情を言うのであれば、これぐらいのことは事前に色々調べ、分かった上で苦情を付けるべきでしょう。

専門家が気付かなかったような、もっといい方法があるかもしれないし、専門家が苦情を付けるなんてこともあるかもしれない。

 

そうしたことがあっても、「かわいそうだから、絶対熊を殺すな!」と言う人がいれば、その人にぜひ熊を保護して、守って貰いたい。今の日本で熊を守れる人は、もうその人しかいない。

私も熊を殺したくないですから、私からもお願いする。

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