雪山で焚火して来た

最近、サバイバル動画を見ていましたら、久しぶりに焚火をしたくなりましたね。

もし冬にサバイバルになったら、火起こし出来なかったら死んでしまう。だから冬でも、焚火が出来なければいけません。笑

そういうこともあって、冬に焚火が出来るかどうか興味があり、また冬は雪があるから、焚火がしにくいイメージがありますが、乾燥しているため、案外やりやすいはず。

その実験もかねて、実際に焚火してきました。

 

ライターなどは使わず、ファイヤースターターで、無事出来ました。

ただ火口が、近くにあったものでは上手く行かず、鞄に入っていたものを使っちゃったけど。まぁいいでしょう。

それにしても、冬は思った通り、案外やりやすい。


 

細かく言えば、猛吹雪みたいな天気でもないし、木に付いていた雪を、取りきらないと、温かくなると、溶けて温度が下がったりもしますが、それでも夏場とかに、前日に雨が降ったりした日より、余程やりやすいですね。

ちなみに雪の上で直ではやらず、木を敷いてその上でやりました。

 

凄い人は、雨が降っている日でも、焚火出来ますが、前日に雨が降って、木などが濡れていたりすると、それだけで焚火の難易度がぐっと上がるのです。

ついでに言えば、薪ストーブを使っている人などは、分かる事ですが、生木は、無駄に切り倒すのは、自然にも余り良くないし、水分を含んでいるので、焚火には使いにくい。

また地面に落ちている木も、水で濡れていたりしているので、枯れた立木とか、立てかけて倒れているような木が、焚火として使うのにはいい。

 

ただ焚火して思ったのが、薪を集めることが大変です。雪で埋まっちゃって、余りないんです。だから一冬超すためには、あらかじめ準備しておかないと、無理でしょうね。

それかハゲ山みたいになるか。食べ物もないし。

当然米も無ければ、葉っぱものも余りないし、たぬき、リス、鹿、熊、カラス、ハト、カモとかは、捕まえるったって、そう簡単に捕まえられるもんじゃない。

 

サバイバルはしないでしょうが、ご飯を食べれることって、有難いんですね。冷蔵庫を開けたら食べ物があるって、凄いことですよ。

また暖を取れることも有難い。

 

もう少しついでに言えば、「火種を絶やすな」と言ったり、オリンピックでも聖火リレーとかやって、火を消さないようにしていますが、昔、と言っても相当な昔ですが、火を自由に使えなかった時代があった。

今の様に火の起こし方も、知られていなかった訳です。

 

そうすると、その時代で火を使えたのは、山火事になった時とか、落雷が起きた時とか、自然で発火した時だけだったのです。

だからもしその火が消えてしまったら、次にそれが起きまでは、火が使えなくなってしまう。

 

またいつになるか、いつ起こるかなんて、全く分からないし、都合よく近くでってことも、少ないでしょうからね。

そうしたこともあって、火種を大事にされたのです。

火種さえあれば、下手くそだったら困るけど、焚火をしたり、火を運ぶことも出来る。

 

今は何でも当たり前になっているので、身近なものの有難味、感謝は忘れやすいですね。

それでも火を見ることによって、心が落ち着くということは、学校で教わらなくても、まだ忘れていない。

 

たまにあえて不便生活みたいなことをして、今の当たり前の生活ではない状況を作り出すと、何が有難いことなのかということを、思い出せるかもしれませんよ。

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