こだわりを捨てる 2

合氣道などで手首を持たれて、技をかけるとします。

しかし体格が大きく上回っていなければ、力でやってもどうにもできない。それを一般的には、ムキになって頑張ってしまうのですが、そのやり方を捨て、考えや体を切り替えると、簡単に技がかかる。

しかしそれがとても難しく、どうしても拘ってムキになる。

それをいかに拘らず、ムキにならず、違う方法に切り替えるかなのですが、合氣道に限らず、何かカチンと来たり、それは違うだろうと思った時にどうするか。

 

こうした感情は、何らかの拘りがあるからそう感じるのですが、その感情に任せ、ムキになって反発するのは簡単です。

しかしそれでは何も解決しなかったり、実際にはどうでもいい小さな拘りだったりもする。

例えばプロのアスリートを目指す目標があるのであれば、重要なのはより正しい方法、より質の高い方法を知って、それに取り組むことであって、自分が正しいと思うとかなんだとかは、どうでもいいことです。

そんなことに拘っていれば、限られた人しかなれないプロには、到底なれないでしょう。

 

子育てにしても、オーバーに言えば子供がよくなってくれることが重要であって、自分が考えていることが何だとかは、余り重要ではありません。

そうしたことに拘ってしまうと、本当に重要なことが見えなくなってしまう。

実際には難しい話ですが、何か感情がぶつかった時には、のれんに腕押しのように、自分の感情や考えを切り替える。また北斗の拳のトキのように捌く。笑

 

それとこだわりと信念は少し違うので、それをはき違えないようにする。スポーツでプロが目標ならそれを信念にして、他のこだわりはいらない。

また真面目な人は、視野が狭くなり柔軟性に欠けてしまう所もあり、考えが力んでしまいがちなので、何事もある程度適当に、ちゃらんぽらんになるぐらいで丁度いい。

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