プロを目指しているなら、まず自分に素直になる

プロになれるかの道は、基本が出来ているかどうかですが、多くの場合は基本が間違っているため、それを変えれるかどうかにある。

変えるというのは、過去の自分を捨てるということで、自分を変えることは中々容易ではない。

しかし容易ではないからこそ、プロになれる人がごく一握りの人でしかなく、それが出来た人が、多くの人の憧れの対象となり、夢となる。

ただ難しいと言っても、王族になるとか、止まった身長を30センチ伸ばすとか、足を四本にするといったことではないから、変えるかどうかは、自分で決めることが出来る。


 

プロを目指しているという人は、「プロの世界を舐めすぎている」、「甘く考え過ぎている」といったのですが、何でそんな風になったのかと言うと、

「井戸の蛙の様にプロの世界を知らないから、自分が凄いかのようにと思ってしまう」

といったことなどもあるのでしょうが、

本当の根本的な所を言えば、潜在意識、つまり本当の自分は、プロなんかになろう、子供をプロに育てようとは思っていないことから来ている。

 

本人にそんな事を言えば、

「私はプロを目指している!自分でそう言っているのに、他人のあんたが何を分かるんだ!」

といった感じになるのでしょうが、確かにプロを目指しているというのは、100%嘘偽りの無い真実で、私もそうだと思っていて、そこに疑いは何も持ってはいない。

 

しかしこれは成功法則とも関連し、少し話が難しいかもしれませんが、目的がプロを目指すことそのものになっていて、プロになる事ではない。

たとえるなら、通販で商品を買って、その商品を使って何かを便利にするとかといったことではなく、買う行為そのものに目的がずれてしまうことがありますが、そういった感じになっている。

 

ついでに、「プロになりたい!」という夢は、実はなりたいことそのものが夢、目的になっているため、それを強く願えば願うほど、プロになる事はないです。

もしプロになってしまうと、プロになりたいという夢は叶わなくなってしまう。

 

本当にプロになることを考えている、プロになることを決めているような感じであれば、車好きが車に全部お金をかける様に、それに関する投資というのは、一切惜しまないはずです。

しかしそれをケチって、ケチって、ケチりまくるのは、たとえ本気であっても、本気で「目指している」に過ぎない。

 

私なんかも、周りが合コンだの、車だのなんだのとやっていても、そうしたことには殆ど時間やお金を使わずに、勉強に費やしてきた。

しかしそれは好きでやっていただけなんです。プロに育てる親なんかは、皆大体そんな感じです。誰かに言われたからとかなんだとかではなく、好きでやっている。

逆にプロになれない殆どの人は、実の所はプロになんかなろうとは思っていない。

 

痩せたいという人が、運動もせず、お菓子を食べながらテレビを見て、痩せたいと思っているのは、真実ですが、それと中身は同じ。

だからお金を使うのも、優先順位はうんと下なんです。

スマホとかお酒とか車とか遊びがあって、ずぅ~っと下に、プロに習わせるみたいなのがある。そんなのだから、お金がないのは当たり前。余程の金持ちじゃなければ、そこまで回ってこない。

 

私が言いたいのは、プロを目指せだとか、お金を使いなさいというのではなく、もっと自分の気持ちに気づきなさいということ。

お金がないという言葉も、普段よく使いますが、「優先順位が低いため、それに使うお金がありません」ということを、理解する事。

プロを目指していると言っているけど、それは目指しているのであって、実はプロになる気持ちはないんだということ。

そうした自分の本当の気持ちに素直になって、自分のやりたいことをやればいい。

 

私もプロになれない人に、「頑張ればプロになれるかもしれませんね」なんてことを言って、お金でも貰えばいいのでしょうが、どうもそういうことが出来ない。

教えたい人、つまり教わりたい、自分は変りたいと思っている人に教えたい。それが楽しい。

変わりたくない人に、今まで勉強して来て、自分が考え出したとっておきのことなど教えたら、いい訳とか、文句言われちゃいますからね。

それよりも、教わりたいという人に教えるというのが、winwinで、感謝もされるし一番楽しい。

 

不登校で有名になった、「少年革命家ゆたぽん」ぐらいに好きなことやったらいいんじゃないでしょうか。

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