参謀は誰か

実力がありさえすれば、相談役になってくれる人など必要ない様にも思えますが、

三国志の劉備玄徳(りゅうびげんとく)には、諸葛孔明(しょかつこうめい)、

曹操孟徳(そうそうもうとく)には、司馬懿仲達(しばいちゅうたつ)、

孫権仲謀(そんけんちゅうぼう)には周瑜公瑾(しゅうゆこうきん)、などの優れた軍師がいました。

 

日本であっても、武田信玄には山本勘助、上杉謙信には宇佐美定満、羽柴秀吉には黒田官兵衛などの軍師がいた。

織田信長には軍師がいなかったそうですが、それでも秀吉がいたり、側近の森蘭丸などがいた。

大会社の社長になるような人でも、全てのことを知っている訳ではないし、また知る必要もありませんが、専門的なことは専門家を雇ったりしています。

 

劉備玄徳が三顧の礼をもって、諸葛孔明を迎えたというのは、有名な話ですが、それだけ軍師の存在が重要で、諸葛孔明がいなければ、劉備玄徳であっても、三国志の英雄にはなれなかったでしょう。

そのため自分にとっての相談役が、誰かというのはとても重要なことで、それが誰なのかによっても、全く違った人生にもなるし、また劉備玄徳の様に優れた人程、参謀の存在を重視する。

子供であれば身近な相談役、参謀となるのは、親ですが、その言う事が間違っていれば、間違った方向に進むし、聞いても意味ないから、話を聞かなくなったりする。

病気や腰痛などになった時、誰かに相談したりしますが、フィットネスクラブに一緒に通っているお友達に相談するのか、ヤフー知恵袋か、時折行く病院の先生か、はたまた信頼できる専門の先生かによっても、アドバイスの内容は全く変わる。

 

周りの人に相談したけど、いいアドバイスを受けられず、そう言うものなんだなと思ってしまう事がありますが、それは相談相手や、相談相手の選び方が間違っていたのです。

例えばスポーツで上手くなりたいと思って、周りの人に相談したけど、上手くならなかった時には、才能だから仕方がない、年齢だから仕方がないなどの様に考え諦めてしまう。

それは才能などの問題ではなく、相談した相手、相談相手の選び方が間違っていたのですが、またそれが間違っている状態で、いくら数多くの人に相談しようとも、質的レベルが変わらないため、同じような内容の答えが返ってくることになる。

 

それともう一つ問題なのは、相談相手のアドバイスが正しくても、必ずしもそれを受け入れられるかは、全く別で、特にプライドのある人や、自分を変えられない人であれば、正しいアドバイスも、意味の無いものになる。

天才軍師のような人がいてくれれば、その人の話に従いそうな気もしますが、そういう人にとっては、天才軍師であっても、天才軍師だとは思わなかったり、むしろ煙たがられ、それに従う人の方が少ないのです。

時間の無い方は、14:20辺りから。

上官が無能であれば、それに従う人は命を落とすことになり、天才がいてもその案は採用されません。

まぁ、アニメなんですけど、普段聞いて貰えない事はよくあると思います。

参謀を求めるか、それとも周りのお友達のアドバイスか、またそれらを聞くのか聞かないのか、無限の選択肢があり、日々自分でそれを選択し生きています。

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