心の軸の作り方

あなたには心の軸があるだろうか?

心の軸がないと、あれこれと周りに振り回されることになる。

また自分のやりたくないことを頑張ってやるから、それそのものがストレスにもなるし、無理してやった分の見返りを、無意識にも相手に求めてしまうため、それを押し付けられた人と、対立を起こすことにもなる。

逆に心の軸がある人は、周りに振り回されることなく、自分のやりたいことが出来て、ストレスもなく、不思議と色々なことが上手く行く。

 

「何かやりたいことありますか?」

と聞いた時に、「こういうことをやってみたいとは思うけど、今はああで、こうで、こうだから、やりたいのだけどやれない」とか、「やるのは難しい」みたいなことを言う人はよくいます。

お金がないとか、時間がないとか、子供がいるとか、人それぞれに出来ない色んな理由、状況、環境がある。しかし、

「それがなければ、私はやるんだ」

ということですが、本当にそうなのだろうかと思うのです。


 

何故ならそういう言い方をする人、そういう考え方をする人は、仮にそうした問題がクリアされたとしても、必ず新たな出来ない理由を作り出すからです。

何故問題がクリアしたのに、新たな理由を態々作り出すのかというと、本当はやるつもりがないからです。

今まで何度も、「やりたいでは夢は叶えられない」と言ってきましたが、やるつもりがないのだから、夢など叶わないし、何かがあるからといった思考では、永遠にやらないということなのです。

 

親や学校教育、社会の影響があって、この辺のことが、「でも」とか、「だって」と、直ぐには分からなかったりもしますが、何かがあって出来ないという考えで、「それで幸せなんですか?」と言われれば、幸せではないし、自分のやりたいことをやらないままでは、幸せになるのは永遠に不可能でしょう。

「いや、私は子供のため、親のため、世の中のために自分を犠牲にしてでも一生懸命やるのです」

という精神は立派だと思うのですが、殆どの人はそこで溜まったストレスを、必ず周りにぶちまけますからね。笑

 

そうしたこともなく、全てのストレスを自己処理出来ているならいいのですが、溜まったストレスの全て自己処理出来る人などはおらず、必ず目が三角のお母さんになったりして、子供に八つ当たりするものだから、

それによって子供が病気になったり、勉強が出来なくなったり、親からの愛情を感じず、精神が不安定になったりなどして、

「えっ?子供のためにやっているんですよね?」

といった目的と行動に矛盾が生じてくる。

でも一生懸命やっているから、自分は正しいことをやっている。子供がそうなることは仕方がない、そういうもんだと思うのですね。

 

またやりたくもないことを、一生懸命やったことによって生じたストレスは、どこかに吐き出さなければならないから、ストレスのはけ口を先を常に探していて、芸能人にしても、失敗した自分より弱い人を、徹底的に叩き潰すようなことが行われていたりする。

最近自殺した元KARAのク・ハラさんも、まだ28歳だったようですが、ストレスの吐き口先となってしまい、殺されてしまいましたね。

だからやりたいことをやらず、やりたくないことを一生懸命頑張ることは、世の中にとっても、いいことではないのです。

スポーツでも一生懸命やるのは立派だと思いますが、やり方を余り考えないものだから、一生懸命やっている割に、結果が伴わない。

 

最近ブログで犬のことについて少し触れましたが、その後から、たまたま犬を飼ったという人から相談を受けました。

恐らくブログは読んでいない人で、これも不思議な引き寄せが働いたのですが、その人は、癒しのためにと思って犬を飼ったのに、しつけが上手く行かなくて、色々聞いたり、本を読んだりしたけどダメだったと、疲れ切っているのです。笑

私は別に犬を飼っているわけでもなく、「犬の飼い方なんて分からないよ」と思いましたが、話をよく聞いていると、「確かにそれじゃダメだろうな」という感じ。

 

また本人は、「本に書いてあったんです」などと、言うのだけど、「育児書を読んで上手く行かないって言ってる、お母さんみたいだな」、などと思いましたが、やっていることが、お客さんを接待しているみたいな飼い方をしているものだから、疲れ切っているんです。

それで上手く行けばまだいいけど、全く上手く行かない。自分のご飯すら食べる時間もなかったりしたとか。

 

犬は上下関係をはっきりさせる生き物だから、自分より下の者の言うことは聞かないし、下の者が気に入らないことをすれば、「手打ちにしてくれる!」と、怒ることも当たり前なのですが、私がしたアドバイスと言えば、犬に合わせず、自分のペースでやればいい、みたいなことです。

一々犬がやることに振り回されていたら、体がいくつあってもたりないし、自分の精神状態が犬にも反映されることになるから、まず大事なことは、犬を飼うことに限らず、全てにおいて、自分がリラックスすることなのです。

その後どうなったかなと思ってましたら、色んな人に聞いたりしても、上手く行かなかったのが、大分よくなったそうです。

 

癒しで飼ったのに、それが物凄いストレスとなるとは、笑うに笑えませんが、そのままでは、そのストレスから、もしかしたら病気になったりしたかもしれないし、犬にしても精神が安定せず、ストレスになっていたから、同じように病気になったかもしれない。

本人は一生懸命に色々やっていたけど、そうなると共倒れですね。

それがこの犬を飼うケースに限らず、心の軸がなく、周りに振り回されているために、世の中で起きている。

 

ちなみに犬が病気などで早死にすることがありますが、元々弱い体だったということもありますが、多くは飼い主のストレスの影響を受けた結果、病気になったりする。

逆に飼い主に余りストレスがなく、健康であるなら、犬も健康であることが多い。

またそれは犬だけでなく、子供も同じなのです。子供は親の状態を表現しているに過ぎない。

 

普通の考えでは、確かに色々と条件が整った上でやりたいことをやる、という考えでそれが当たり前のようでもありますが、実はそういう考えでは余り上手く行かないし、そもそもいつまで経っても、やれるようにはならない。

大事なのは、そうした条件ではなく、まず自分が何をやりたいのか、何をすることが幸せなのかが先で、他のことは二の次なのです。

だってそこで苦労したって、やりたいことをやっている方が幸せでしょ?

また不思議なことに、色んな問題があるように思えても、そういう取り組みの仕方をすると、不思議と上手く行くのです。

 

最近も、ある人がやりたいんだけど、ああだこうだと言うもんだから、

そんなの関係ねぇ~。

と言いましたら、不思議な引き寄せを起こしていました。

自分がやりたいことをやりさえすれば、不思議と上手く行くんです。

sonnano

 

自分が本当にやりたいと思うものは何なのか。自分が何をすることが幸せなのか。

それが一番大事なことで、後のお金がないとかなんだとかというのは、一切関係ない。

「私は勉強したいのですが、お金がないのです。」

というのなら、お金がなくたって、本当に勉強したいのなら、すればいい。後のことは何とかなる。

 

そういう人には、必ず応援してくれる人が現れるし、不思議と勉強する分のお金も入ってきたりする。

逆に「私はこうしたいけどこうだから」みたいな人、言うことがコロコロ変わる人、言っていることに矛盾がある人には、周りが応援しようにも、何を応援したら良いのかわからない。

 

やりたいことをやるだけです。

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