明日もまた生きていこう 2

一回の治療は、三週間を1クールで、それを14クールの予定で行う。だからあの苦しい思いを、あと13回もやらなければならない。

それでも、入院中恋人に突然別れを告げられ、失恋を経験することになったり、一番気にしていた髪の毛が抜け落ちることなど、苦しみに何度もくじけそうになりながらも、横山さんはそれを乗り越え、癌細胞が消え、予定通り約1年で退院する。

またそんな苦しみを抱えながらも、入院中は勉強が遅れないようにと、病院内にある養護学校に通うようになり、遂には早稲田大学を受験し、現役で合格してしまうのです。

しかし横山さんの試練は、これで終わりではなかった。
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明日もまた生きていこう

「明日もまた生きていこう」

これは、バレーボールの木村沙織選手の1年後輩にして親友、また高校1年生時に春高バレー準優勝、2004年、高校2年生で全日本代表に初選出、7月に開催されたワールドグランプリに最年少メンバーとして出場した、横山友美佳さんという方の著書です。

副題は、

「十八歳でがん宣告を受けた私」

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