もう一つ、非常に面白かったのが、利き手と反対の手でも同じワークを行い、その後、利き手でない左手で投げて貰ったのですが、そっちの方が、周りの人も、また本人も驚くぐらいに、上手く投げることが出来ている。
もちろん普段、左で練習をしている訳ではありません。
何故こうしたことが起こるかと言うと、右は今まで部活の先生や先輩に習ったり、また我流の練習を行ってきたことにより、癖が身についてしまったため、茶碗が空でない様に、教えたことの全てが入らず、また出てこない。
それに対し、左は誰からも習っていないので、癖がなく、空っぽの状態であるため、教えたことそのものが出てくるためです。
フォームを修正されれば、余計に悪くなると言うのは、こういうことです。