イチローを一流に育てた父 6

次にイチローのお父さんが、イチローに毎日足裏マッサージを行っていたことについて書いてみます。どうやら足裏のマッサージのきっかけは、アニメの「一休さん」にあったようです。笑

 

イチローは、アニメの「一休さん」が好きだったようですが、夕方に一休さんがある日は、野球をしていても、そっちに気がいって落ち着かない。

それを知らないで、「もう少しやらないか」などと言うと、途端に不機嫌になり、声を少し荒げたお父さんに、さらに不貞腐れ、野球道具も置いたまま、イチローは家に逃げ帰ってしまった。

お父さんが家に帰ってみれば、何事もなかったかのようにテレビを見ている。

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力を手にして失うもの

昔は大学に行く人は稀であったため、学校の先生は、生徒の親からも尊敬され、「家のバカ息子をよろしくお願いします」、と言った感じでした。

しかし今では、大学に行くことが当たり前のようになってしまい、学校の先生よりも、学歴が上になっている。そういうこともあって、先生の立場は低くなってしまった。

それに加え、日本は欧米化が進んだことで、「お互い様」という考えもなくなり、こうなったのはあなたのせいだと、責任を全て相手に押し付けてしまうようなことが起きている。

更に少子化になったことからも、子供に過剰に関心を持って、子供を守ろうとする親の気持ちなど、色々な条件が重なったことで、今の先生という立場は、極端に言えば、あってないようなものになった。

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