礼儀の意味 4

礼儀と言っても、ある程度のことは必要ですが、堅っ苦しくやる事でもありません。簡単に言えば、自分にいいことをやるだけです。

堅苦しいようなことは、疲れてしまう。

もちろん自分にいいことといっても、自分の都合のいい事や我儘とは違う。

 

セミナーで教えた内容を、特別に少し踏まえて説明すると、

例えば昔は食事の時の姿勢も、口うるさく言われましたが、今は余り何も言われません。しかし食事の時に姿勢を正して食べるのと、だらしない姿勢で食べるのとでは、同じものを食べても体の反応は変わります。

また姿勢を正して食べれば、過食をしたり、変なものを食べずに済みますが、力を抜いただらしない姿勢では、平気で過食が出来るし、体に悪いものでも、食べ続けてしまう。

 

他にも正しい姿勢では、不思議と嘘をつくことが難しくなりますが、反対に崩した姿勢では、簡単に嘘をつくことが出来る。

問い詰めていった時に、「実は・・」となった時は、体をくねらせたりするのではないでしょうか?

嘘かどうかを見極めたいなら、正しい姿勢を取らせ、話をさせれば、嘘をついている人は、正しい姿勢を取るのが難しくなるので、体を歪ませていく。

それを見ればいいのです。

 

と、色々あるのですが、本当は礼儀が出来ているかどうかを、体を通じて検証するとよく分かり、楽しく礼儀を学べます。

そういうことをしないと、形になりがちになり、本人はやっている気がしているので、どうしても「私はやってます」とか、「気持ちをこめています」といったことになる。

 

特に今の時代は、礼儀が出来ていない人がほとんどなので、礼儀が出来ている人がいれば、凄く目立つと思います。

役所に行った時、姿勢正しくお辞儀をしてくれた、若い男の人がいたのですが、野球でもやっていたのだろうかと、印象に残りました。

また礼儀を学べば、プラス思考になるし、いい情報も入り、心の状態もよくなり、体が健康になります。

完璧主義になる必要はないので、少しずつ礼儀とか姿勢に、気を付けてみてはいかがでしょうか。

礼儀の意味 3

私自身も、礼儀が分かっている訳でも、出来ている訳でもないので、そんな自分が、礼儀を教えることには抵抗があり、礼儀についてどうこうと、言ったことはほとんどありませんでした。

ただセミナーの中で、体の使い方を教えたりしていますが、ある時

「正しいお辞儀の仕方が出来ると、技になる。技にならないのは、理に適っていない、気持ちが入っていない」

『「ども」とか、「ちゃっす」といった挨拶は、気が抜けて、力が出なくなるので、それが習慣化すると、パフォーマンスの低下、怪我や関節痛などの原因、病気の原因になっていったりする。』

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礼儀の意味 2

スポーツにしても挨拶をしっかりしなさいなど、日本は礼儀を大事にしていたりします。

昔の部活などでは、「先輩に逆らうな!」のような、上下関係など、礼儀と言うより形になっていましたが、本当はそれが大事だったのではなく、

礼儀を大事にすることで、実はスポーツのパフォーマンスにもつながるので、そう言われていたんです。

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