セミナーの最初は、マインドマップについて再び行いました。
日本人は中途半端な論理的思考で、創造力が失われていますが、その練習です。
どうしても慣れない事や得意でないことは、最初からあきらめてしまい、自分の能力を限定させてしまう。しかし苦手だと思う事も、それは今までやったがないだけで、少しずつ自分の出来ることから始めていけば、誰でも向上させることが出来る。
むしろ苦手な人の方が、直ぐ出来てしまう人より、地道に取り組んだりもするので、亀の様にいつの間にか抜いてしまうことだってあります。
前行った時は、描き方が偏っていたり、ペンが中々進まなかったりもしましたが、今回は考えに幅も出て、進んで描けていた人もいました。
また面白かったのは、マインドマップを描く時に、色を使って描いた人は、比較的上手くかけたこと。
マインドマップでは色を使うことを勧められていますが、黒一色だけだと、脳に刺激が入りにくいようです。苦手な人程色を使った方がいいですね。
二回やっただけでも変わったりもしましたから、何度かやっていくと、どんどん変わっていくと思います。
マインドマップは、外国の授業で行われたりもしていますが、日本の小学校などでもやってみるのもいいですね。
ボディワークは、立った状態から両腕を後ろに伸ばして上げ、それをペアの人に、後から手首を下から持って抑えてもらう。それ腕を下して、相手を崩す練習。
普通は腕ヂカラでやろうとするので、余程の体格差がない限り、びくともしません。しかし体を上手く使えると、上に上げられて抑えられている腕を下して、相手を崩すことが出来る。
次は相手の体に、自分の体を合わせる体の使い方。
と言われても、分かりにくいかもしれませんが、例えばイチローは、自分勝手なスイングをするのではなく、バットに合わせたスイングを行っています。どちらかというと、主体はバットなんです。
「腰を落とす重要性」という話もしたのですが、どうしても自分主体で、自分に都合のいい体の使い方になりがちになる。しかしそれだと、スポーツでは高いパフォーマンスを発揮できないし、体を痛めることになります。
分かりやすいもので言えば、重いものを持ち上げる時は、腰を落として体を近づけ、自分の体をそれに合わせて、セットしなければなりません。
しかしそれが出来ない人は、腰を落とさず、自分がたまたま立った位置で、足を伸ばしたまま、腰を丸くした体の使い方で持ち上げるので、ぎっくり腰や腰痛になる。
自分はここだからとか、自分はこうだからと言った感じではなく、相手や物に自分の体を合わせて体を使う。