頑張るのもいいけど

頑張ることは素晴らしいことですが、何か目的や目標があって、それとは違う頑張りをした場合は、その折角の頑張りも報われない。

またどうせ頑張るのであれば、その頑張りを生かせる頑張り方をしたいものです。

 

最近はコロナウィルスが流行ってきていますが、去年は地震などの災害があったり、北海道は歴史的な暖冬となり、その反面、カナダで大雪が降ったり、またオーストラリアでは大規模な山火事が続いているなど、何が起こるか分からない。

それで万が一を考えて、少しアウトドアをやるようになり、サバイバルにも少し興味を持つようにもなった。

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ど素人でも勝てる勝ち方

自分の実力というのは、中々分からないものです。

たとえば学校の学力テストのようなものであれば、はっきりとした順位が出る。またスポーツや格闘技など、何かの試合があれば、はっきりとした順位が出る。そうすると、誰だって何となくの自分の実力は分かるでしょう。

しかしそうしたものでなければ、中々分からない。

 

たとえば「親」であれば、親の試験や試合もないから、順位のようなものは出ない。整体や医者のような職業も、試合はない。

そうすると、明確な判断基準がないため、少し自分の実力の判断が難しくなる。

 

合気道も試合がないため、実力がどの程度のものか、よく分からなかったりする。そうすると人によっては、級とか段とかで判断したりもする。

しかし級とか段というのは、道場や流派にもよりますが、ある程度年数やっていれば、誰でも上がって行くものなので、何段だから実力があるとは必ずしも言い切れない。

それで勘違いしたりもする。

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治る人、治らない人の考え

一般的に治るかどうかは、医者とか整体の先生の腕にあると考えたりもする。

しかし同じ症状、同じ体であっても、治り方というのは、実は人によって全く違う。

若い人と年配の方とでは、当然若い人の方が回復が早い、という違いがあることは、分かると思いますが、何故同じ症状、同じ体であっても、治り方が違うのかと言えば、その人の考えや捉え方が違うからです。

 

今の現状を受け止めたのか、受け止めていないのか、マイナスに捉えているのか、プラスに捉えているのか、前向きな性格なのか、後ろ向きな性格なのか、明るいのか、暗いのか、よく笑うのか、深刻になり過ぎるのかなど、

その症状をどう捉え、どう向き合うのか、どう考えるのか、その人の性格によっても、少なくても行動に違いが出るのだから、違いが出る訳です。

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なぜ人は結婚するのか?

好きな人と一緒にいたいから?

それもあるでしょう。

しかし殆どの場合は、もっと別の理由がある。

それは結婚することが、一般的な常識だからです。常識だからある程度の年齢になっても、まだ結婚していない人がいれば、常識と違うことをやっているから、「結婚しないの?」と疑問に思う。

 

また世間一般の常識的なことや、皆と同じことをしたいから、皆が結婚しているぐらいの年齢になったら、自分も結婚しようかなとか、結婚しないとまずいかな、といった考えが出て来る。

もちろん結婚することが、悪いだとかそういう話ではなく、また結婚だけの話ではなく、殆どのものが、周りの影響を受けた結果、それに自分も従っていることが多いということです。

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期待するな

期待することはいいことだと思われていますが、しない方がいいでしょうね。

何故なら期待して、期待通りの結果にならなかったら、勝手に一人で怒ったりするんじゃないでしょうか?

それで上手く行かなくなる。

たとえば子供にこうなって欲しいと期待をすれば、自分が考え出したレールに子供を乗せることになり、子供の自由、意思が失われる。

自由や意思を奪われた子供は、それに反発し、言う事を聞かなくなるし、親は子供が自分の思い通りにならなくて、ストレスとなり怒る訳です。

 

整体に来た子供に話しかけると、お母さんが答えたり、お母さんを見て、お母さんに答えを求める子供が割りといる。

お母さんは、「あんたが聞かれているんだよ」みたいなことを言うのだけど、元々の原因は、お母さんの言う通りに従えば上手く行くからと、子供に期待をかけ、人生の全ての選択は、お母さんの言うことに従わせ、しつけられてきた。

だから何事もお母さんの許可、ルールに従わなければならないから、「この場合、何て答えたらいいですか?」とお母さんを見る。

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痛みには意味があり、必要なもの

股関節の手術をしたことのある人で、最近体を動かし過ぎているようで、立ち始めが股関節に乗れた感じがせず、痛みがあったり、暫く調子悪かったのですが、前回の施術で、「こんな感覚は久しぶり!」と、とても喜んでいました。

ということは、見方を変えると、その感覚を味わうために、痛めていたのではないかとも考えられる。

痛めたからこそ、いい体験が出来たし、健康であることの大切さを再確認出来た訳です。

 

上手いものを美味しく頂くためには、空腹にしとかなきゃ美味しさを味わえない。愛が何かを知るためには、愛以外のものが何かなければ、愛がどういうものかを知ることは出来ない。

 

ずっとみているスポーツに取り組んでいる小学生で、去年ちょっとした骨折をしたのですが、そんなのは痛いしスポーツできなくなるし、本人にしろ、親にしろそんなのは嫌ですよね?

しかし、骨折したお蔭で、その子は今年になって進化しました。

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腕を使わず体を使う

腕はとても使いやすいし、また腕を使うという思い込みがある。その反面、体幹というか、胴体など、体本体を使うことは難しい。そうしたことがあって、腕を過剰に使い、パンパンに張ったり、痛めたりする。

今日整体来た人に、曲がらない腕というのを、見せてあげました。

片腕を前ならえのように伸ばし、もう一人の人がその腕を曲げるように力を入れる。それを曲げられないように耐えるのですが、男性と女性ぐらいの力の差があれば、簡単に曲げられるでしょう。

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軸の重要性

どうでもいい話ですが、肘の力と書いて「臂力」と昔言われていて、それが大事だとされていた。

これも分からなくて苦労した。何しろ解剖学の本を見ても、上腕や前腕にはあるけど、肘には筋肉ないですからね。一応肘筋(ちゅうきん)という筋肉があるけど、どう考えてもそれではない。

それも少しずつ分かってきましたが、そうすると全然力を入れていないのに、物凄い力が出る。

 

よくボクシングでハードパンチャーとか、もしくは野球でホームランバッターと呼ばれる人たちは、天性のものだと言われたりしていますが、天性と言えば天性なのだけど、他の人がそうなれないのかと言えばそうではなく、体の使いかを工夫することによって、身につけることも出来る。

ただ今の段階では、スポーツ科学が進んだ今も、それがまだ分かっていないです。

一流の選手たちにしも、元々出来たものだから、それが何なのかが具体的に分かっていない。だから後輩などにアドバイスをすると、違うようなアドバイスになったりもする。

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体の使い方の世界

昔ウエイトトレーニングを本格的にやっていたけど、ベンチプレスで120キロぐらい上げれる様になった辺りから、ふと、「これじゃあ外国人に勝てないんじゃないか」と思い始めた。

その当時で言えば、体重を70キロに増やせば、140キロは何とか上げれるとは思いましたが、60キロのままでは、難しい気がしたし、体重を増やしたとしても、200キロをとてもあげられる感覚は無かった。

そうすると、階級制のあるスポーツであればいいけれども、そうでないものでは、外国人のパワーにはとても太刀打ちできない。それであれば、他のものをもっと強化していくべきなんじゃないだろうか、と言う考えが出ていたのです。

 

またその頃、高岡英夫さんの本を読んだり、桑田真澄さんが、甲野善紀さんに古武術の指導を受けて復活したり、桐朋高校バスケとボール部が古武術を取り入れ、結果を出したり、末次慎吾さんがナンバ歩きを取り入れて、200mで銅メダルを取ったりしていた。

そうしたことから、日本人が外国人に勝つためには、また日本人が金メダルを取るためには、体の使い方を勉強していくしかない、と考える様になった。

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