今は名人、達人の時代ではなく、広く浅くの時代。
プロや一流の人がいるにしても、身近には余りいなく、遠い存在だったりもするでしょう。
そうした人たちからの直接の指導を受けることは難しくても、記録が残されていて、それを紐解けば、指導を受けることは出来る。
大東流合気柔術と呼ばれる合気道の元にもなった武道で、佐川幸義という、武道マニアには知られた達人がいるのですが、その方の教えは、武蔵の五輪の書のように、武道に関係のない人であっても、参考になるところがあると思います。
『「透明な力」木村達雄著 講談社』から参考になりそうなところをいくつか引用し、私なりに解説してみました。