体の使い方の世界

昔ウエイトトレーニングを本格的にやっていたけど、ベンチプレスで120キロぐらい上げれる様になった辺りから、ふと、「これじゃあ外国人に勝てないんじゃないか」と思い始めた。

その当時で言えば、体重を70キロに増やせば、140キロは何とか上げれるとは思いましたが、60キロのままでは、難しい気がしたし、体重を増やしたとしても、200キロをとてもあげられる感覚は無かった。

そうすると、階級制のあるスポーツであればいいけれども、そうでないものでは、外国人のパワーにはとても太刀打ちできない。それであれば、他のものをもっと強化していくべきなんじゃないだろうか、と言う考えが出ていたのです。

 

またその頃、高岡英夫さんの本を読んだり、桑田真澄さんが、甲野善紀さんに古武術の指導を受けて復活したり、桐朋高校バスケとボール部が古武術を取り入れ、結果を出したり、末次慎吾さんがナンバ歩きを取り入れて、200mで銅メダルを取ったりしていた。

そうしたことから、日本人が外国人に勝つためには、また日本人が金メダルを取るためには、体の使い方を勉強していくしかない、と考える様になった。

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