感性は磨かなければ意味がない

感性が無い人は、感性と言う概念そのものが無いから、感性を身に付けようとも思わない。事務的な作業をこなすだけなら、問題はありませんが、感性が無い人が、感性を必要とされる世界では、全く通用しないし、苦労することになる。

しかしそんな感性がないという人でも、感性を身に付けたいと思ったのであれば、感性を開発すれば、誰でも「感性ってこういうことかな」と次第に分かってくる。

よく感性を磨けと言われますが、無い人は磨きようがないので、その前にまず感性を開発する必要があるのです。

 

次に感性のある人ですが、そんなに多くはいないですが、それでも感性のある人は大勢いるでしょう。ただ感性があったとしても、それで上万事手く行くかと言うと、そうではない。

感性にはレベル1~レベル99といった感じで、どれだけ感性を磨いて来たかで、同じ感性があると言っても、全然違う。

感性も磨かなければ、宝の持ち腐れなのです。

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何もしない力

この間のセミナーでは、「何もしない力」について説明しました。

と言っても、完全に何もしない訳ではないのですが、見た目では何もしていないように見えるし、自分でも何もしている感じはしない。だけど、凄い力が出る。当然体は楽というものです。

合気道なんかで、年を取った達人が、若い弟子たちを簡単に投げていたりしますが、それは一般的に考えられるようなやり方とか、体の使い方ではなく、楽な体の使い方をするからこそ、筋力差に関係なく相手を投げることが出来る。

またそうしたやり方を教えると、「全然やった気がしないです!」と言うのですが、やった気がしないからこそ、疲れないし、年を取っても出来るのです。

何もしない力というのは、そうしたものに通じる。

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雪山で焚火して来た

最近、サバイバル動画を見ていましたら、久しぶりに焚火をしたくなりましたね。

もし冬にサバイバルになったら、火起こし出来なかったら死んでしまう。だから冬でも、焚火が出来なければいけません。笑

そういうこともあって、冬に焚火が出来るかどうか興味があり、また冬は雪があるから、焚火がしにくいイメージがありますが、乾燥しているため、案外やりやすいはず。

その実験もかねて、実際に焚火してきました。

 

ライターなどは使わず、ファイヤースターターで、無事出来ました。

ただ火口が、近くにあったものでは上手く行かず、鞄に入っていたものを使っちゃったけど。まぁいいでしょう。

それにしても、冬は思った通り、案外やりやすい。

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サバイバー12人の人間模様 2

凄いのはジェフとEJ。息がピッタリで、実力もあり、最強コンビです。

ハキムが脱水症状でリタイヤしたのは、ジェフとEJの息が合い過ぎたからなのかもしれない。そのために自分のペースではなく、ジェフとEJのペースにつられてしまった。

だからもしそこまで息が合っていなければ、最初は三人それぞれが、お互いのペースを探り合い、三人のペースを見つけようとなるので、ハキムはもうちょっと楽だったかもしれないのです。

それと場所の問題もあってか、ハキムは今回、ちょっと不運だったですかね。

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サバイバー12人の人間模様

中々の個性派ぞろいだったので、ちょっと解説してみたいと思います。

あなたは誰タイプかな?

 

オノラはある程度説明したので大体いいと思いますが、多かれ少なかれ、誰しもがオノラ的要素は持っている。

 

オノラに歩み寄ろうとした髭もじゃのルークは、余り癖がなく、大体の人とやっていけるようなタイプ。

少し程度であれば、「大丈夫か?」程度で済みますが、誰だってずっとわめき散かされたり、ふてくされた態度を取られ続けると、ストレスになる。

それを心身ともに極限状態で、冷静にオノラに歩み寄ろうとしていた姿勢は評価できる。

ただ後半、孤立したダニに対する反応は、オノラに対する反応と、全く同じもので、自分が理解出来ない特異タイプの人とは、余り上手くやっていけない。

 

本当はオノラには、「無視されたと感じていたんだね」と、オノラの気持ちに共感し、オノラを肯定してあげるだけで、直ぐ解決出来たし、それをした後であれば、こちらの言うことは、何でも言うことを聞いてくれたのですけどね。

しかし言うは易しで、実際にはそれがちょっと難しい。

 

人のいいルークも、最後には我慢の限界となり、相当参ったようだったようで、「しっし、悪運を払おう」というのは、笑っちゃいました。

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頑張るほどに弱くなる

頑張るほどに強くなるものだと、誰もがそれを信じている。

しかし、実は頑張るほどに弱くなる。

そんなことを言われて、あなたは直ぐにそれを信じることが出来るだろうか?

まぁ、「こいつ、バカ言ってんでねぇ!」とならず、ゆっくり行きましょう。笑

 

最近のセミナーでは、中心軸の更に発展形である、側軸についても行っています。一般的には中心軸も何かさえ分からない、知られていないので、側軸ともなれば、全く訳分からないような世界でしょう。

またそれの関連として、この間、ブログでも曲がらない腕について書いたので、それもやってみました。

これらは全く関係の無いようでも、全て本質的に同じことなのです。

同じというのは、頑張らない身体、周りに左右されない身体、軸といったもの。

 

前回の参加者は、ずっとセミナーに参加してくれている人たちでしたが、皆ちょこっと程度教えたぐらいで、直ぐ出来ていたのには、私も驚きましたね。

私が力入れて、女性のか細い腕(肘)を曲げようとしても、全然曲がらないんです。

私なんてそれが分かるまでに、あれやこれやと研究し、何年もかかりましたから、羨ましい!

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