相手に合せるという事 2

医者になりたいとした時、どうすれば医者になれるのだろうかと考えて、「なるほど医大に行かなければならないのか」となって、医大に行く。

それを「普通科の大学なんですけど、医者になりたいです」と、いくら言った所で、それだけでは医者にはなれない。

医者になるためには、どうしたらいいかを考えて、そうすると医大に行かなければならないことがわかって、更に医大に行くためには、どうすればいいのか、と言うように、逆算して考えることで、具体的なものが見えてくる。

 

これが特にやりたいものが、見つからない人の場合、取り敢えず普通科の高校に行って、偏差値の合う大学に行って、自分に合う会社を探す。

それで最終的に、自分に合うものが見つかれば、それはそれでいいかもしれません。

しかし医者になりたい、プロアスリートになりたいなど、何か具体的なものがある場合、自分の好きなことをやって、それがうまく合えばいいといった考えではなく、

医者になるためにはどうすればいいのか、プロアスリートになるためにはどうすればいいのか、考え逆算し、目標達成に沿った努力をしなければならない。

 

プロになれない人の多くが、自分のやりたい練習をやって、それが上手く合えば、プロになれたらいいなという、一般の企業に会社勤めをするような、普通科コースの努力の仕方。

それでは、先が見えています。

そうではなくて、相手がどういうものを必要としているか、どういった努力をしていかなければならないのか、自分が考えたものではなく、相手、目標に合わせた努力の仕方をする。

そこに自分がどう思うとか、こう考えているとか、そんなものは一切関係ない。

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