チャンスを掴むことは難しいことです。
しかしそもそもチャンスを掴もうとする行為が間違っている。
チャンスを掴もうとするのは、競馬で例えると、一点買いするようなもので、極めて確率の低いもの。
つまり自分の中でこうだと決めているのがあり、それにどんぴしゃり合えば、チャンスを掴めるかもしれないけど、それに合っていなければ、たとえ近くにチャンスが沢山転がっていても、全て空振りし、全く掴めなくなる。
人は1つのことに気を囚われると、他が全く見えなくなる性質があるのですが、一つのことに固執すると、他の所にチャンスがあっても、全て見逃してします。
だから一点取り、一点買いみたいな発想では、チャンスを確実に逃す。
そうではなく、もっと漠然とさせる。またイメージでは、チャンスを掴むというよりも、チャンスに体のどこかが触れる様にする。
よく「アンテナを張りなさい」と言われたりしますが、そういうような感じ。
ただ気を付けなければならないのが、何かに気を囚われていたり、一生懸命になっている時に、周りが見えないからチャンスを逃しやすい。と言うよりも、チャンスを逃す原因の90%以上はこれじゃないでしょうか。
一生懸命になることや、自分がこうだと考えるのはいいのですけど、同時に視野が狭くなりがちなので、それとは違うことには、話が聞けなくなる。客観性を持てない。それでチャンスを逃す。
私ももし周りに、「絶対こうだと思う」的な考えを持っている人には、一切私の考えを話すことはありません。言ったって聞きませんからね。
それと、もしチャンスが体に触れた場合は、今度は何が何でもそれを離さない。笑
次もあるだろうなどと考えがちですが、次なんかない。出会いにしても、もしいい人と出会ったのなら、その人と縁を切らない様にしなければならない。
よく挨拶が大事だなんて言いますけど、それは別に「こんにちは」とかそうしたことではありません。「こんにちは」と声をかけることなど、別に普通。
そうではなく、「こんにちは」にいい笑顔がプラスされれば印象に残るし、会わない時でも挨拶はあり、そうした所が大事になってくる。そうすると繋がりが切れないし、また何の連絡がなくても、繋がっていたりする。
チャンスに触れられるように、受け入れ態勢をつくろう。