チャンスは誰にでも、またいくらでもある。しかし青い鳥の様に、目の前にあっても、チャンスに気づくことは難しい。
チャンスに気づくためには、常日頃から頭を柔軟にし、アンテナを張り巡らし、チャンスを受け入れる精神状態を作っておく。
チャンスに気づくレセプターを開放しておくことによって、チャンスに気づけるようになる。
しかしチャンスに気づいたとしても、チャンスを掴むための行動に移せるとは限らず、また行動に移せても、チャンスをものにすることが、また大変である。
折角チャンスを掴んだと思っても、完全にものにするまでは、チャンスはするりと零れ落ちてしまう。
釣りで、魚が食いつくとこまで行ったんだけど、引き上げるタイミングが悪くて、餌だけ取られるやつです。
チャンスを分解すると、
1、チャンスに気づく
2、チャンスに行動する
3、チャンスをものにする
の3つに分けられる。
チャンスというのは抽象的で、漠然としています。そうすると捉え所がなくなりますが、分解、細分化、具体化させることによって明確になり、改善しやすくなる。
例えば自分は、どこが苦手なのか、ダメなのかが、こうしてみると少し考えやすくなるのではないでしょうか?
「チャンスなんてないよ」と言っている人は、気づくことが出来ていない人。「勇気をもって行動に移せなかった」と言う人なら、行動出来ていない。「あと一歩だったんだけど」というのが多い人は、ものにすることが出来ない。
こうしたように、自分がどこが出来ていないのかを理解し、それを少しずつ克服していくことによって、チャンス力をアップさせていくことが出来る。