やれば誰でもできる

人それぞれ出来ない事、苦手なことはあると思います。

何を隠そうこの私にしても、料理も出来ないし、家事も得意ではない、ホテルの予約や飛行機のチケットを取るだけのことが、無駄に時間がかかったりと、そんな事を上げれば数多くある。

その中でも最近、自分の中でも苦手意識のあるものを、一つ克服しようと少し取り組んでいますが、苦手なものだから、「そんなものは、絶対に自分には出来っこない」と、思っている自分がいる。

 

他の人にそんな話をすれば、「上手じゃないですかぁ」とか、「絶対出来ますよ」などと、お気軽な答えが返ってくるでしょうが、どうも私は、良くも悪くもそれを直ぐ真に受けたり、浮かれたり出来ない性格で、

自分の実力もある程度分かっているし、本当に凄い人とは、絶望的にレベルの差があり過ぎることからも、「自分には無理だ」などと思ってしまったりするのです。

しかしもちろん100%無理だとは思っていないからこそ、取り組むようになったということもあり、客観的に考えれば、何もやる前から「自分には出来ない」、「自分には無理だ」というのは、甘えにしか過ぎず、出来ない為の言い訳を自分で作っているだけとも言える。

 

私はよくセミナーなどで、「成功体験をよく覚えておきなさい」と教えたりします。

一般に失敗したことや嫌な経験は一生覚えていたりしますが、その反対に成功体験はすぐ忘れてしまうので、成功に繋がる努力を続けれなかったり、必然的に成功を引き寄せることが出来ずにいます。

そのため成功体験を積みかさねていくことはとても大事なのですが、自分の過去を振り返ってみても、絶対に出来ないこと、苦手だと思っていたことも、出来る様になって行ったりしているから、そうしたことから考えれば、たとえ今出来ない、実力がないとしても、取り組み続けて行きさえすれば、自分に出来ない事はないようにも思えてくる。

 

それで今日ふと、自分も出来る様になるんじゃないかと思った。

現時点ではレベルが低過ぎるにも拘らず、自分が持っている分析力と頭脳を、それに当てはめて取り組み続ければ、自分が納得の行くレベルには行ける気がしたのです。

よく言われることですが、絶対無理だと思うようなことも、本気になれば誰にだって出来るものだと思います。しかしそれは皆割と分かっているのだけど、いざ自分のことになると、その知識はどこかにすっ飛んで行ってしまう。

でも、誰であってもやれば出来る。

出来そうな感覚や、今は全然出来ていないのに、出来てしまった感覚があれば、それはいつか実現するかもしれません。

 

ただこれとは似ているのですが、「プロアスリートになれる!」と自信満々に思って、実際にはかすりもしないレベルで終わってしまった、何て言う事もよくあります。

ではこれは何なのか、何が違うのかと言うと、「プロになれるぞと思うぞ!」とか、不安な気持ちを隠すために頑張って思う、というものではなく、非常に素直な感情や感覚、また意識的に人工的に作り出したものではなく、潜在意識から来るものかの違いです。

今日の私も、あくまでふと思ったので、意識的に「思うぞ!」などと言うものではなく、どこかからか勝手に湧いてきました。

しかし上手く行かないものは、意識的に頑張って思っているだけで、実は潜在意識では無理だと思っているとか、本当はやりたくないとか、逆に潜在意識に出来ないようにする暗示をかけていたりする。

 

それともう一つ自分のことを客観的に分析してみると、私の場合、潜在意識では出来ると思っていて、意識で出来ないと思っていた。それが潜在意識と顕在意識とが繋がったような感じだと思います。

潜在意識を変えることは、結構大変なことではありますが、これも小さい成功体験の積み重ねと、自分への問いかけを行うこと。

あとは自分の世界だけで何とかしようとするのではなく、セミナーなどを受けて、勉強を続けて行くことで、少しずつ色んなことが変わっていったりします。

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