子育てというのは大変ですね。色々悩みもあるでしょう。
よくある事の一つで、子供が皆こうしているとか、普通はこうだとか、だれだれの家ではとか、そういったことを言ってくることがあると思います。
そんな時、困ったりもすると思いますが、どういった対応をしていますか?
上手に対応できる人もいれば、「バキャロコニャロメ」みたいに、力でもって制するか、はぐらかすか、甘やかしてしまうか、色々だと思います。
私であれば、どうするかと言うと、恐らく
「うち普通じゃないから!」
笑
もしくは、誰かの家はこうだったよと言う場合には、
「へ~、そうなんだぁ~」
以上!!
それでも、どうしてもごちゃごちゃ言ってくる場合の解答例。
あくまでも例ですよ。
この間の不良タバコ少年的な感じをやりたいだけなので、真似しないように。
「だったらよぉ~、お前の言う普通って何だ?
皆って誰よ?
普通じゃなかったら異常か?普通でなければダメなのか?
クラスによぉ~、普通とは違う子がいたら、お前は普通じゃないっていじめたりするのか?一人だけ外国人だったら、手術して肌の色変えろとか言うのか?
もっとよく考えてみろ!自分の考えで一括りにするな!
皆人それぞれ違う。顔も性格も違うだろ?それに普通も何もない。
確かに皆がやっているから、自分もそれをやりたいというのは分かる。仲間外れのような気もするだろう。だけどそれっていうのは、自分で決めたんじゃなくて、皆に合せているだけだろ?
そんなことやってたら、皆が悪いことやっているから、自分もやっていいっていうのと同じになってしまうぞ。
皆は皆。自分は自分なんだ。
他の人がどうこう言おうとも、自分が本当にやりたいことをやればいい。皆と違うから皆に合せるっていうのは、自分に嘘ついていることだぞ。
自分に嘘つく人間にはなるな」
まず楽なのは、普通がどうのと言って来る前に、事前に教えておくことです。初めに教わったことは、本当でも嘘でも、良くも悪くも、疑うことなく信じる。
だから「皆それぞれ違うんだよ」というのを、小さい頃から教えていればいい。
ただし間違った価値観感や、口から出まかせ的なこと、自分が全然実践していない事だったら大変。笑 また自分が勉強していなければ、そうしたことは教えられない。
それと子供がそう言ってくるのは、全てではないですが、親がそうした考え方を持っていて、親にそういう考えや弱さがある事を子供は知って、無意識の内に親の論理に従い言ってきたりする。
そういうことに自分が気づくことです。
誤魔化してしまったり、甘やかしてしまったりするのは、自分に何か引け目を感じていたりすることだったりもする。
収入が少ない、母子家庭だ、仕事が忙しくてかまってやれない、子育てに関する不安など、何か引け目、負い目を感じることがあると、堂々とした態度、はっきりした態度を取る事が出来なくなり、誤魔化したり、親自身もまた更に不安を抱え、それがまた子供に反射して悪循環になる。
親の精神状態が不安定だったり、言っていることがコロコロ変わると、子供の精神状態も不安定になります。逆に親の軸がしっかりしていると、子供も安定する。
しかし収入が少なかろうが何かあったとしても、引け目を感じることなど無いですね。一生懸命やっているんでしょ?
じゃあ、引け目なんか感じることはない。
それで、「うちは、普通のうちとは違うから」と言えば、それで済む。
もし一生懸命やっていないなら一生懸命やって下さい。笑
またもし自分がどうしようもない人間であるなら、「俺はこうだから失敗した。こんな父さんみたいにはなるな」と言えばいいと思います。
それを嘘ついたってばれますし、お前が違うだろって思われますからね。
子育てをして仕事もしている人であれば、普段色々やる事があって忙しいですが、その延長で子供が何か言っていた時、面倒くさいからその場しのぎのことをやってしまったりもする。
しかしどんなものでも、その場しのぎはその場しのぎで、後々ツケが溜まって余計大変なことになる。だから普段からなるべく、表面的なことではなく、根本的な原因を解決するように心掛けることです。
力で抑えつけたりするのは、自分の弱さや間違いを知りたくない場合に、お前が間違っていると高圧的に押さえつけることがある。
もし自分の間違いを隠すためのものであれば、子供はその犠牲となり、潰れる。もしくは反発するか、病気になるか、離れるなどするでしょう。
人間なんだから誰しも間違いはあり、それは親にだってあるのだから、間違うことは悪いことではなく、それに気づいた時に、間違っていたとなればいいのです。
ついでに、「他のうちとは違う」と言ったら、子供が飛び出し泣いていじけたとします。
そんな時は暫くした後、
子供にそっと寄り添い、
「皆がやっているから、自分もそうなりたいというのは分かる」からのフレーズで、優しく諭す。
かっこいい~。笑