現状維持からの脱却

現状維持から脱却することは、非常に難しい。そのためにほとんどが、理想などがあったとしても、現状を維持してしまう。

例えば病気や腰痛などの関節痛や筋肉痛をしているのなら、誰だって治したいと考えるでしょう。しかしそれが慢性化したものであれば、それに慣れてしまっているために、治したくなくなる。

太っている人なら痩せたいと思うかもしれない。しかし痩せることよりも、現状を維持することの方が多い。

タバコを止めたい、お酒を止めたい、ドラッグを止めたい、ギャンブルを止めたい、変な人との付き合いを止めたい、などなど色々なことがありますが、それらを止めることよりも、現状を維持することの方が易しく、そのため現状を維持してしまう。

 

子供がいる親なら、誰だって子供にはよくなってほしいと考える。スポーツをやっているなら活躍して欲しいと考えるし、偏差値の高い大学に入って欲しいと考えるかもしれない。

しかし例えばほとんどの子供は、東大に入ることは出来ません。残念なことに受験をする何年も前から、結果はほぼ見えている。

それは東大に入ることが難しく、合格する確率が低いからではなくて、東大に入るための方法を、子供に教えることが出来ないためです。

子供にいい大学に入って欲しいと考える親は、小さいころから塾に通わせたりなどするかもしれませんが、多くはそういう発想で、東大に合格するためには、どうすればいいのかという発想にはならない。

自分の持っている考えの延長で、子供を教育する。つまり現状維持の方法で教育を行うために、子供が東大に合格することは出来ない。

 

親であるなら誰だって子供には勉強のことだけでなく、可能な限りよくなって欲しいものですが、それも考えているのは自分の現状の範囲内で、よくなって欲しいと考えるので、それを取っ払ってまで、子供によくなって欲しいとまでにはなりにくい。

そもそも取っ払うと言っても、その存在自体に気づくことが出来ないので、取っ払いようがないので、そうすると太っていて痩せたいというよりも、さらにもう一段階難しいことになるかもしれない。

またこうしたブログや本などで、仮にそう言う方法を知ったとしても、それを実践する人、できる人は限られるでしょう。

そういう数々の難関があって、多くは現状維持に留まってしまいます。

 

ついでなので東大合格するための方法を一つ紹介しますと、子供の頃は塾などに通わせたり、何かを強制的に習わせたりとか教えたりすることなく、本人が夢中になる事をやらせてやる。

その夢中になる事は何でもいい。テレビゲームとかテレビはどうかなと思いますが、その他の何か何でもいいです。一日中でも夢中になってやれるもの。

それを続けさせて、高校生ぐらいになった時、東大に合格させているような家庭教師に付ける。その辺にいなければ、いる所に引っ越しでも寮生活でもする。そうすれば普通の人よりは、よっぽど合格出来る確率は高くなるはずです。

 

これを少し説明すると、普通は勉強が必要だからと勉強を教えますが、それはテクニック的なことで、やり方を間違えればベースの頭が悪くなるわけです。

勉強をすると皆頭が悪くなる。笑 皆凡人ですが、子供は皆天才。

元々は皆天才なのに凡人になるのは、頭が悪いのが教えるから頭が悪くなるのと、頭がよくなられては困るから、頭がよくならない様な教育方法が取られているためです。

で、何かに夢中になって来た子供は、実は何もしてこなかったようで、ベースとなる頭づくりをコツコツやってきた。ただそれだけを見ると、成績が悪かったりするので、頭の悪い人と言うレッテルが張られることもある。

しかしベースの頭が出来た上で、勉強を始めるとどんどん吸収していく。偏差値が急激に伸びていく人がいますが、あんな感じです。

 

また東大を合格させているような家庭教師は、イメージを使った記憶法を教えたりもしていますが、一般に頭が悪いとされている学生は、一般的な勉強法が合わないだけで、イメージを使った記憶法などに取り組むと、どんどん覚えていきますし、何か夢中になるものを持っている学生の方が、東大に入りやすいと、そうした家庭教師が実際に言っています。

それと優秀な家庭教師であれば、相当授業料も高いはずですが、意味のないものにお金を使わず、その分温存し、必要な所に集中して使えば、効果的に成果を上げることが出来る。

これが殆どの人は、どうでもいいことにお金を使うことに慣れていて、お金を使う集中力がない。

集中力を使って一点突破するのです。

 

長くなってしまったのでこの辺で。

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