下手とダメな練習の違い

下手な練習をするのはいい。しかしダメな練習はダメだ。

何度も言うように、多くの人はやりさえすればいいと思っている。というのも、本当に言いやり方、本当にいい指導者に出会ったことがないため、ダメなやり方、また一つのやり方しか知らない。

一つの方法しか知らないからスポーツで、大した選手になれなかったのであれば、才能がなかった、勉強が出来なかったのであれば、自分は頭が悪いと考えることになるでしょう。

 

筋トレにはデメリットがあると言って、筋トレを行うのは常識だと、全く的外れなことを言ってくるのも、何でも一つだと考えているからです。

そもそも「こういう理由で筋トレにデメリットはない」と言うのならわかりますけど、筋トレを行うのは常識だと言うのは、私も常識でしょうねと思う。

一つに囚われるから、文章を読んでもまともに読めなくなる。

またちょっと余談ですが、

「日本にはs&cコーチというアスリートの能力向上をさせるコーチもいますし、これは正しいとは言えません。返信お願いします。」

なんて言ってくるのもいて、私そのs&cコーチですからね。笑 そういう人に限って、ベンチプレス100キロも上げれないなど、ウエイトトレーニングの経験がないし、人から相手にされることもないでしょう。

 

私の場合は、怪我ばかりしていたので、トレーナーがいてくれれば、もっと違う結果になったのにと言った考えが強くあり、正しい方法を求めていました。

だから方法は1つではないという、発想を自然と持つことが出来ていました。

でも今にして思えば、これが中途半端に全国行きましたなどとなると、それに満足し、またプライドを持ったりし、深く追求することもなかったと思います。

実際によくあることですが、全国優勝レベルならともかく、ちょっと成績が良かったぐらいのレベルの人が、子供に「お前はプロを目指せ」と強制して、失敗しているケースがよくあります。

 

下手な練習をするのはいいというのは、正しいやり方を習って、それが上手く出来ず、下手な感じで練習することはいいということ。最初は皆下手なものです。下手は下手なりに上手くなっていけばいい。

そうではなく、ダメなやり方間違ったやり方であれば、それをやっている限り、ダメだという事。

ダメな練習になっていませんか?でも恐らくダメな練習をやっていると思います。なるべく早く下手な練習に切り替えることです。

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