運を引き寄せるには

運気をアップさせたいと思っている人は多くいます。そのため正月ともなれば、訳分かんない財布でも買いたくなるのでしょう。

一般の人であれば、多少運を掴めなくても大したことでもないのかもしれませんが、特に実力世界の中で生きていこうとする人であれば、運を掴むことが出来なければ、成功することは無理です。

実力の世界でありながらも、不思議と実力ではないものもの関係していて、それを全てひっくるめて実力の世界。

映画俳優であれば、縁起の上手な人が必ず抜擢されるかと言えば、そうではなく、芸能人にしても、M-1グランプリにしても、実力だけでなく運も関係してくる。

 

私の好きな漫画でキャプテン翼がありますが、若林君が翼との対決で、「運も実力の内だぜ」と言っているシーンがある。

まさにその通りで、何気ないセリフなのですけど、凄いこと言っていると感心しています。

実力のある人は、同時に運を引き寄せる力も持っていて、自分でも運がいいと思っている人も多い。

プロアスリートになるにも、才能や素質に恵まれていてもプロになれるとは限らず、運も必要になっていて、多少実力が劣っていても、運が良ければプロになれたりする。

今や日本の野球界を代表する選手にもなった大谷選手ですが、凄いなと思うのが自分で考えたのか、習ったのかは分かりませんが、学生時代運を引き寄せることも大事だと考えていて、運を引き寄せるためにゴミ拾いなどの取り組みもしていました。

実力があって尚且つ運を引き寄せようとしているのだから、そりゃあ実力もなくて、運も引き寄せようとしない人が、プロになる事など到底無理です。

 

運と言っても、ラッキー的なイメージがありますが、それとは少し違い、何もしないで運はやってきません。

日頃から運を引き寄せるようなことをしているから、自分の方にやってくるのであって、それをしないで財布買った所で全く役に立たないし、そんなことやっているからダメなんだとも言える。

例えばスポーツの大会で、どこかの宿泊先などで出された料理で食あたりになり、本来の実力が出せなかったとした場合、それを多くの場合は、運が悪かったと片づけますが、確かにそうかもしれませんが、ゴルフのツアープロがシーズン中、生ものは食べなかったりするように、運を掴む人程日頃から色んなことに気を配っています。

そうしたことを日頃から行っているので、そうした不運なことにも遭いにくくもなるのですが、多くの場合は全てを運のせいにして、自分には一切の責任が無いと考え、何も変えようとしないため、運も味方になってくれません。

 

運を引き寄せる上でまず重要なことは、プラス的な何かをする以上に、マイナスになるようなことを極力しないことです。

今の時代は欧米化したため、何でも足し算で考えますが、無駄を省くことが重要で、それをしなければ、いくら売り上げを上げた所で、経費が掛かり過ぎて、利益はマイナスみたいなことになってしまう。

病気や関節痛でもいいことをするよりも、悪いことをまず辞めることが近道になる。

スポーツでも私は才能を伸ばすことよりも、才能を潰さない事がまず重要だと考えています。

もちろん才能を伸ばすことが出来れば、いいに決まっていますが、素人の浅知恵では上手く行かない様に、才能を伸ばすことは難しく、多くの人には無理です。

しかし才能を伸ばすことが出来なくても、才能を潰しさえしなければ、まだ道が残されているのです。それを素質や才能を潰せば残念ながらもう無理です。

FXの世界でもある有名な人が、「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」と言っていますが、全て同じではないかと思います。

 

平気で嘘を付いたり、人を陥れるみたいなことをしていれば、一時的にいい思いが出来たとしても、酷い借金を抱え、そのままでは将来的にローン地獄に陥ったり、カルマを背負っていくことになる。

当然いい人生を過ごすことは出来ませんし、そういう人の元には、運は一生やってきません。

実際にはやっては来るのですが、それに気づくことが出来ず、また自らそれを拒むのです。

そこまで極端ではないにしろ、マイナス的な何かを行っていれば、運が悪くなっていく。

 

普段よくある事で言えば、何か嫌なことがあったりすれば、つい八つ当たりをしてしまうものですが、その八つ当たりをする相手というのは、大抵の場合、いい人に対して八つ当たりをしてしまいがちだという事です。

会社の上司から何か嫌なことがあれば、八つ当たりをするのは上司ではなく、部下や家族、友達などに八つ当たりをすることになる。自分の味方となるような人、大切な人に攻撃してしまうのです。

それでは友人など親しい人や、本当にいい人も、去って行ってしまうかもしれませんし、いい人も現れにくいでしょう。

しかし実際にはそれが行われていて、無意識の内に子供に対して八つ当たりしてしまい、上手く行かなくなったりしている。

また八つ当たりで難しいのは、殴ったり、怒鳴り散らしたりでもすれば、「私はまたやってしまった」とそれを自覚することもありますが、そうしたものであるとは限らないため、自分で気づかずに行ったり、それをやり続けてしまう。

無自覚であるからこそ、子供のためにと思っているつもりが、実際には上手く行っていなかったりする訳です。

 

自分のそうした潜在意識に気づくことが出来ないと、そうしたことに気づけませんが、そのためには心と体のお掃除をすることです。

よく部屋の掃除をすると運気がアップすると言いますが、やはりそれは正しいのではないかと思います。

修行僧にしても必ず掃除をしている。

またお風呂に入ったりして、体をきれいにすると心もさっぱりするような感覚があります。

更に言えば整体を受けて、日頃の疲れや歪みなどを取り除くことも必要になる。

子供が何かあると治して貰おうと連れてきますが、極端に言えばそれはどうでもいいことです。殆どの場合は親の問題であるので、親の心と体をお掃除することの方が先決で、それが根本的治療になる。

だから本当は、まず最初に親が整体を受けるべきなのです。

と言っても、そんなことはまず分からないでしょうから、子供の問題をきっかけにして、自分を振り返り、自分の心と体のお掃除が必要なんだということを勉強し、気づいて変えていく。

 

体のケアをしなくても、問題の無い体であればいいのですが、そういう人は今の時代殆どいなく、全くケアをしていない人などは、運気を落としまくっています。

分かりにくい人の為にもっとオーバーに言えば、うんこみたいに汚れた体には、いいものは寄り付かず、うんこみたいな汚れたものしかやって来ない訳です。笑

まぁ、本当に心の清らかな人が、そういう人にもやってきて手を差し伸べてくれることもあるでしょうが、確率は低いですよね?

またどんなものでも慣れてしまう性質があるので、うんこみたいな状態に慣れていると、そう言うものだと思って、特別変えようともしなくなります。

これが普段から綺麗にしている人程、ちょっと汚れたりなどすれば、それが気になってい状態を保とうと、綺麗にしようとするものです。

だから運がいい人は益々運がよくなり、悪い人は益々悪くなる。

お金にしても、残念ながら金持ちは益々金持ちになり、貧乏人は益々貧乏になる。

その状態に慣れているからです。慣れていればそれが悪いものでも、安心感があり、お友達なのです。

 

もし運が悪いような人が、運を引き寄せようとすれば、悪い人だと思っていた人の所に行く、今までの自分であれば絶対しない行動をするなどしない限り変わりませんが、急にそうしたことをするのは難しいので、マイナス的な何かをしていれば、それを出来るだけ止めるようにすることと、心と体のお掃除をすることです。

年末には大掃除しますが、心と体も一年の垢を大掃除しておかないと、どんどん溜まってしまいます。それで運気が上がるなどと適当なことを言っている財布を買った所で、全くの無駄です。

それをやったことがあるなら、既に証明しているはずです。

もし財布を買うのなら、自分が気に入ったものを買えばいいです。

運気をアップさせるためにも、健康のためにも、また周りの人の為にも、一年に一回ぐらいは、整体を受けて体の問題を取っておきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>