イチローを一流に育ててきた父 11

イチローは名前が一朗にも関わらず、実はお兄ちゃんがいて次男です。

だからお兄ちゃんはほったらかしだったのか、グレなかったのかと聞かれました。これはイチローのお父さんも、よく聞かれたそうです。

折角なので、まず名前の由来についてですが、長男は一泰(かずやす)で、父への感謝の気持ちと、その性格、人柄を受け継いで貰いたいと言う願いから、

二人とも父の「銀一」から「一」をもらって、第一にこうしたいという思いから名前を付けた。

 

長男が生まれた時には、サラリーマン生活をしていたから、まず第一に安泰でありますようにと一泰に。

次男の時には、事業をしていて、人と接するには朗らかにしなければいけない、また次男だから、「二」という型にはめるのが嫌で、定型にこだわらず、自由奔放に生きて欲しい願いをこめて「一朗」。

字画数にも気を使って、両方とも同じ画数にした。

 

一泰さんは1968年11月3日生まれ、イチローは1973年10月22日生まれで、一泰さんは5歳まで一人っ子として育ち、おおらかで、面倒みがよく、おっとりとしたな性格。

小学生になるとイチローよりも、学校の友達と遊ぶようになったため、お父さんがイチローと遊ぶことが自然と多くなった。

5歳で兄としての自覚を持っていたこともあって、ひねくれたりすることもなかったそうです。

一泰さんのそういう性格や、イチローに野球のセンスがあるったこと、また年の差が少し離れていたことなどが、上手いこと噛み合っていたのではないでしょうか。

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