男性は狩りをしていたので、筋力や空間認識能力が高まりましたが、女性はおしゃべりの能力が高まりました。笑
そのため女性の方が、話す時に使うボキャブラリーの数は、男性よりも多いし、男性は女性に口では中々勝てない所がある。
また男性は狩りをする時に、一々しゃべって狩りをしていたのではなく、アイコンタクトや、必要最低限の合図を使っていたためか、特に話さなくても相手に通じていると思っている節があるのに対し、女性は「話してくれないと分からないよ」と言う。
そういう違いが色々あって、異性を自分の感覚で当てはめてしまうと、理解出来なくなってしまうのです。
こうしたことは、普段実感として少なからずあると思いますが、男性の私から見ると、女性同士の話も非常に面白いと思っています。特に恋敵に対する会話は、非常に面白い。なぜならそこでは、常に騙し合いが行われているからです。笑
恋敵と言っても、明らかに分かっている場合もあれば、そうでない場合もある。しかしいずれにせよ、筋力や権力を持っていない女性が、意中の男性を手にするためには、心理戦などに勝たなければならない。
よく「あんな男はダメだ」などと言っておきながら、いつの間にか付き合っていた、なんていう人はいなかったでしょうか。もしくは私はあの人が好きだと同性の中でアピールし、暗に手を出すなよと、けん制するケースもあると思います。
女性の間ではそういった色々な心理戦が行われていて、それは無意識で行われることも多い。その無意識が非常に面白いと思うのです。
無意識というのは、例えば女性が男性に、「前にこうだって言ったじゃん」何てことを言ってくることがありますが、私も最初は自信満々に言ってくるものですから、「そうだったかな」と思っていましたが、その内どうも変だと思うようになって、記憶するようにした。
するとやっぱり女性の言っていることは、全然違っていました。笑
女性の場合は、根拠とかソースとかは全然気にしないので、ポンと思い浮かんだことを真実だと思って言ってくる。それに対し、男性は根拠を重要視し、論理的に話す。
だから「それは科学的な根拠はあるんですか?」などと言ってくるのは、殆どが男性で、女性にとってはそんなことは極端に言えばどうでもよく、好きか嫌いかといったことで判断する。
この辺は指導をする時にも、気を付けなければならない所です。
女性に「そんなことは言っていない!」何てことを言ったって、女性は言ったと本気で思い込んでいるし、それを否定すれば自分が嘘をついてることにもなるから、話が平行線になって、通用しません。
だからその時の状況を事細かに説明すると、女性も「あれっそうだったかしら」となる。
ついでに言えば、そういう時の女性は、大抵「だってぇ~」と笑ってごまかすことが多いんじゃないかと思いますが、勝手なことを言われる方にとっては、だってもへったくれもないです。笑
まぁ男性は、騙されておけばいいと思うのですが、言った言わないで揉めることもありますから、そういう時男性は記憶力だけが頼りでしょうかね。笑
とにかく女性は無意識で事実とは違うことを、自分の都合のいい様に(と言えば怒られそうですけど)、事実と錯覚して言ってしまうことなどがあるのですが、それを男性であればコロッと騙されるし、同性の女性であっても騙されてしまう事もある。
特に恋愛は、文明だのなんだの影響で本能が抑えられてしまっていますが、本来は死活問題であり優先順位が高いものなので、そのことから考えれば、他の女性を出し抜くといったことは、ある意味自然なことです。
ただそこで、何かあれば一歩引いてしまうような女性であれば、そう言った話を簡単に信じてしまいやすい。
噂話とか色々あると思います。
恋敵が言っていることの無意識的な目的は、基本的に自分以外の女性を、男性から遠ざけることにあるので、まともに話を聞いてしまうと、まんまとその人の術中に嵌ってしまう。
イソップ童話の「すっぱい葡萄」のように、自分が手に入れることが出来ない場合には、他の女性にも手を出させない様に、男性を悪く言う事もある。
女性が恋愛の相談をする時などは要注意で、相談相手が既に恋人なりがいて、「私は幸せでしょうがない、あなたにもこの幸せを分けてあげたい、知って貰いたい」と言うような人であればいいのですが、そうでない人では、本当にいいアドバイスを貰うことは難しい。
これが万が一、知らずに恋敵に相談してしまえば、「彼女はいるみたいだよ」「好きなタイプはこういう人らしいね」などと言われてしまうかもしれない。
また彼氏や夫がいる人であっても、余程仲のいい友達なら違うかもしれませんが、自分よりいい男が出来ることを、快く思わなかったりもする。
「そんなぁ~」と思うかもしれませんが、ご存じの通り女性は嫉妬しやすく、また例えば女性が女性に「髪切ろっかなぁ~」と言ってみて下さい。大抵「いいね!」と言ってきます。笑
本当にアドバイスを求めるのなら、男性か美容師がいいでしょう。
それと男性が注意しなければいけないのは、会社などで女性社員同士で、色々あったりしますから、気を付けないといい社員が辞めていったりする。
予防策としては、普段からよく観察し、話を聞くことでしょうか。