帰れと言われたら帰る若者

昔は「弟子なんか取らん」、または「帰れ!」などと言われれば、それに食い下がっていましたが、今は時代が違いますから、そんな事でも言われば、「そうですか」と言って帰る。

だから「娘さんを下さい!」と挨拶に行って、お父さんが「娘はやらん」なんとでも言えば、「わかりました」と言って帰る。笑

こういうのも言葉の裏にあるものを感じ取れなく、言葉を解釈するようになっているためです。

 

私も言葉に囚われてしまう方ですが、昔皮膚科に治療に行った時に、「辛かったら言って下さい」と言われて、「辛いってなんだろう」と考えてしまった。

そうすると世の中には、事故などで家族を失った人など、色々辛い思いをされた人はいるだろうから、ちょっと痛いぐらいのことで、「辛い」などとは言えなくなってしまったのです。

またその医者も治療中、「辛いですか?」と聞いて来て、「まだ大丈夫です」と顔にも一切出さずにいるものだから、これでもかと言うぐらいに痛めつけてくる。笑

痛みというのは、集中すれば消すことが出来るので、ある程度のことは耐えることが出来るのです。

この医者はバカかと思いましたが、治療が終わった後は、集中力を発揮し過ぎたために体調悪くなり、痛みも暫く続く羽目になって、私の方がバカなんでしょう。笑

しかし、もう少し痛め続けられていたら、高熱を出して寝込んでいましたね。

 

まぁ、そんな話はどうでもいいですが、今の時代は言葉で解釈する時代なので、言葉ではこう言ったけど、本当はこう思っている、何て言うのは通用しません。無理です。

言うとすれば、もっとストレートにと言いますか、言葉で説明しない限り伝わらない。

だから先生なんかが、生徒に帰れと言えば生徒は帰るし、そうじゃなくてもっとこうして欲しい何て言う考えは、昔の時代。

ましてや「やる気ないなら帰れ」と言ってきた先生に、「てめぇ~が帰れ!」何て言う意味がよく分からないやりとりは、もう行われていないでしょう。笑

でもこれは完全に的外れではなく、先生にも問題があるということです。

 

それと女性も気を付けなければならないのが、女性であれば例えば男性から誘われた時に、本当は嬉しいのだけど、それを隠したりするようなことがあると思います。

そうすると昔の男性であれば、断られてもまた今度誘おうとしていたと思いますが、今の男性はそんなことはしない。

またデートぐらいならまだいいのでしょうけど、男性から告白された時、本当は好きなのに、それを隠そうともったいぶったり、違うような態度を見せたりしまうと、男性はダメだった、振られたと解釈してしまう。

そうすると折角両想いで告白されたにも関わらず、付き合えなくなってしまった、なんてことにもなりかねません。

そんなこともあるので、昔の恋愛本なんかでは、一回目は断りなさいみたいのがあったかもしれませんが、時代が変わったので、思ったことを素直に表現した方がいいこともある。

逆に男性で言えば、一回目は体裁で断られたりしますから、一回目は断られるものだと考えて、本番は二回目だと思って誘えば、心理面でも楽だし、成功率が上がるでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>