勝てばいいとは限らない

スポーツであれば勝てば、誰だって嬉しいでしょう。親だって子供の勝つ姿をみたい。しかし勝てばいいとは限らない。

競技にもよりますが、勝つことは勝ち方さえ教えれば、ある程度の所まで勝つことは出来るのです。

極端に言えば、それを知っているか知らないかで勝敗を分けることになる。

勝ちたいだけなら、それを教えて練習させればいい。

 

私はそれを知っていますが、そういったことは、教えません。

勝つかもしれないけど、社会に出れば何の役にも立たないし、我儘になることもあれば、伸びしろを無くす恐れもあるからです。

これは説明しても中々理解出来ない所だと思います。特に当事者には理解出来ない。

 

私も今までそうしたことを説明したことがありましたが、直ぐに理解出来る人はいませんでした。

理解出来ずに終わるか、1年とか2年習ってようやくわかってきた、そういう感じです。

 

簡単な例で言えば、ずるして勝っても全く意味がないと言えば少しわかるでしょうか?

勝つことに拘り過ぎると、ずるしてでも勝ちたくなりますが、ずるでなくでも勝てばいいとは限らないから、そこが難しい。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>