成功できる人と出来ない人との違い。
それは直ぐに結果を求めるのか、そうでないかの違い。また小さい結果を求めているのか、大きな結果を求めているのか。
誰だって意識的には、小さな結果よりも大きな結果を得たいと考えるでしょう。しかし結果を出せない人は、言っていることとやっていることが違う。とにかく直ぐ欲しい。その延長上に大きな結果はない。
大きな結果を得ることは、当たり前ですが大変なんです。
大変というのは、一生懸命努力するということなんですけど、多くの場合は自分やりたい方法で、一生懸命努力する感じと言えばいいでしょうか。
そうではなく大きな結果を得るまでは、孤独と戦い続けなければならないとか、忍耐や信念を持ち続けなければならないとか、周りに流されない様にしなければならないとか、誘惑に惑わされなければならないとか、そうしたことが大変なのですが、それは才能に限らず、誰にでも出来ることだけど、誰にも出来ない。
だから大きな結果、成功を得ることが出来ない。
目先に拘ってしまう。
例えば子供にご飯を作ったりするにしても、子供に感謝を求める親がいる。気持ちは分かるのですけど、それは小さい結果を求めているので、大きな結果が返ってこない。またやりたくないことを嫌々やっているから、子供に強要したり、押し付けたりしてしまい、色々と大変でしょう。
もし感謝されたいのであれば、「てめぇ~、こんだけやってんだから感謝しろ、こんちきしょー」と言うよりは、自然と感謝しやすい状況に持っていく方が、感謝される。笑
スポーツではとにかく結果が欲しいから、子供に無理をさせたり、才能や素質を潰すことになる。しかしこれはなんぼ説明したとしても、直接何度も教えこんでいかない限り、中々理解出来ない。
何が無理になるのか、才能や素質を潰すとはどういうことなのかが分からないし、また勝つことの誘惑など、エゴには勝てないからです。
勝ち負けの発想しかなければ、じゃあ何をやるんだということにもなるでしょう。
だけどまぁ、別にいいんじゃないかとも思っている。
人生はそれぞれで、小さい結果を求めることは、大きな結果を得ることは出来ませんが、それが必ずしも悪いことだとは限らないとも思う。
大きな結果はやっぱりそれだけ大変ですからね。ストレスだ。笑
奇跡のリンゴの木村さんなんかも相当苦労された方ですが、他の人はあんな苦労はしなくてもいいんじゃないかと思う。
後はそれぞれの選択じゃないでしょうか。