先週は気の調整

前回施術して、ふと気づけば気の調整をすることが多かった。気温が温かくなって、春の身体へと変わってきたのでしょう。

皆さんは何も感じたり、思わないのかもしれませんが、日本には四季があって、体もそれに合わせて変化しています。

例えば犬などの動物は、誰からも何も言われていないのに、自然と夏になれば毛が抜けるし、冬に向けて毛が多くなる。

それと同じように人間の体も変化する訳です。

 

しかし今は運動して汗をかかなくなったり、冷暖房があったり、ストレスで自律神経を崩したりなどがあって、季節の変化に適応出来なくなっている。

そうすると調子悪くなって、病気になったり、どこか痛くなったり、色々体に問題が起きてくる。花粉症もその一つです。

また冬の間は余分な脂肪を蓄えるものですが、毛が抜ける様に、余分なものを外に出そうとする。この時期何故か下痢をしたというのも、悪いことではなく、下痢をして余分なものを外に出しているからです。

それ程余分なものを溜めこんでいないのであればいいですが、逆にそうしたことが出来ないと、「もう朝だぞ」と言っているのに、「まだ眠い、もう少し寝かせて」みたいな感じで、上手な切り替えが出来ない。

 

先週気の調整を行った人からは、

「先生の整体でいろんなものをとっていただいたようで、やっと家に帰ってきたような、
なんだか落ち着きました。」

といった感想を頂きましたが、気を調整すると通常の施術とはまた違う感覚、安心感のようなものがあります。

また前回のセミナーで行った、体にエネルギーを集める方法も気の調整みたいなものですが、冬場は太陽の光が少なくて、エネルギーが停滞しがちになる。そうするとストレスに対する抵抗力も低くなり、鬱病などになったりもしやすい。

 

今は特にストレスも多いし、自然や手作りのものと触れ合う機会も減り、スキンシップも少なくなっているので、エネルギーを取り込みにくいのです。

エネルギーが少ないと、活力がない訳ですから、その中で動くというのは大変なことで、またそこでエネルギーを奪われると言う悪循環にもなりやすい。

ついでに言えばスポーツで、酷いプレッシャーを抱える時なども、エネルギーが不足して怪我などにも繋がりますから、体にエネルギーを集める方法はやっておくといいでしょうね。

 

気が少しずつ分かって来た頃、施術で気を使っていましたら、帰れなくなるぐらいに異常に疲れていました。このままじゃ死ぬなと思って、一時期封印したぐらいです。

よく気を使うと言ったりしますが、自分の気を使っていたものだから、自分の気が無くなって疲れていたのです。

殆どの治療家には関係の無い話ですが、ある程度以上の治療家になると、早死にする人が多いのですが、こうしたことと関係がある。

今は少しヒントを得て、そんな風にはならなくなりました。

 

それとこれは別に治療家の話だけではなく、また気が分かるとか信じていないとかに限らず、全ての人に関することですが、特に身近な人で気を使う人がいたとすれば、どんどん体が弱る事になります。

お姑さんなんかがその典型でしょう。

またよく下げまんなんて言葉が使われていますが、あるプロレスラーが亡くなってから、そのプロレスラーの奥さんだった人と、ある有名プロレスラーが離婚し、その奥さんと結婚した。

するとその有名プロレスラーも、同じ40代で直ぐに亡くなってしまう。見方を変えれば、その女性は二人殺したとも言えなくもない。

昔は絶世の美女は国滅ぼすと言われていましたが、身近にいる人がどういう人なのかも、健康に大きく左右します。

 

それと上司や同僚などから嫌がらせなり、攻撃されたり、愚痴を聞かされたりなどされれば当然弱りますが、親子であっても相性が合わない事もある。

世間の常識では、親子だからなんかしなきゃいけないと思ったりもしますが、相性が悪いのであれば、頑張って何かをしようとすると、どんどん弱ってしまいます。

また新約聖書には、「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである」とも書かれている。

 

難しい所ですが、どんな場合であっても、親を何とかしなければならないと言う訳でもなく、距離感が必要なこともあります。

今は介護で親を殺して自分も死ぬなどがよくありますが、共倒れになります。またそういう人は大抵優しい性格の人で、性格の悪い人は面倒を見ないから殺したりはしない。

性格が悪いと言うと語弊があるかもしれませんが、気の強い人で、気の強い人は変なものは跳ね返す。しかし優しい人は、変なものでも何でも受け入れてしまう傾向にある。

愚痴を聞くのも優しい人で、気の強い人なんかは愚痴など聞かない。笑

 

気と言うと、怪しいもののようにも思えたりしますが、元気の気、気が合うの気、また空気読めよの気、というように身近で、気とは何かを意識していないだけで、自然と使っていると思います。

やる気が出ない、気力が無いというのであれば、気が不足しているかもしれません。それを栄養剤を飲んだ所で、気は補えません。

また気の不足による症状を薬で治そうとするのも、気の不足は変わらず、薬の副作用で逆におかしくなったりするかもしれない。

気が不足しているのなら、気を入れなければならないのです。

何となく元気が出ない、力が出ないというのであれば、セミナーや施術を一度受けに来てみて下さい。

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