子供のためにという言葉

子供のためにと言う言葉はとても魅力的で、その言葉を使いさえすれば、なんでも許される、また全て正しいような気がしてくる。

しかし以前CMで「あなたの為だから」と言うのがありましたが、「子供のために」というのも、よくよく考えてみれば、自分の都合であることも多い訳です。

 

特に「私は子供のためにやってます!」なんて言う人がいると、入れ込み過ぎ、また力んでいて、ストレスも抱えているから、当然周りも見えていない。だからそれは本人がそう思っているだけではないかと、疑問に思ってしまう。

親であるなら誰もが子供のことを考えるものです。それをことさら子供のためにと考えてしまうと、力みに繋がります。

それよりもいい意味でのちゃらんぽらんさや、時間や心、考えの余裕がある方が子供のためになる。そうでないと子供のちょっとした変化に気づくことも出来ないでしょう。

 

スポーツで言えば、親が力んでいると子供も力んでいる。そのため子供の力みを取るには、まず親自身の力みを取ることです。

「子供を絶対プロに育てるんだ!」と考えている親もいますが、一流に育てた親など、大してプロに育てようなどとは思っていなかったりもします。

リラックスの感覚、効果が分からないと、力を抜くことは、どうしても手抜きやサボっている感じ、不安、またやった感じがしないなどがあって、力みの世界から抜け出せません。

しかし余計なことを止めるだけで、驚くほどの効果があるものです。

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