こころと体が基本 2

いつも施術を受けている人から、

前回、施術を受けられなくてこんなに疲労感があるのかというのを実感しております。 先生の施術には本当に感謝です。

というメールを頂きました。

私がやっている施術というのは、別に痛みがどうのというのではないんです。

人生のパフォーマンスを上げる施術を行っています。つまり体の本質を上げる施術。

 

本人が気づくのを待っているのもあって、余り説明しないのもありますが、多くの人はどこか痛い所を失くそうと考える。

それは当然のことではありますが、問題はそれに囚われている。

そうすると折角他のことがよくなっても、それが一切見えなくなる。

 

例えばスポーツ障害であれば、痛みが取れることよりも、力を抜くことの重要性であったり、練習の間違い、親の考えの間違いに気づくことが重要で、

それを教わったのであれば、「怪我がよくなって良かったね」で終わるのではなく、これからそれに取り組んで行かなければならない。

 

腰が痛い、どこかが痛いと言う人でも、先天的に問題を抱えていたり、手術や事故の後遺症などそうしたことがなければ、何回か施術を受ければ痛みは無くなっていきます。

しかし重要なのはそのことではなく、体をケアしたことによって、性格や生活、周りが変わったことに気づかなければならないし、病気をしなくなったということにも気が付かなければ、施術を止めれば、また元の生活に戻ってしまう。

 

体が変わればこころが変わり、こころが変われば自分が変わるから、周りも変わる。

そうすると色々なことが上手く周り始めるのですが、それが分かっていなければ、今の状態が何故いい状態なのかが分からず、その状態をキープさせることは出来ない。

ほとんどの人は、失敗は覚えているけど、何故成功しているのかが分かっていないから、成功を積み上げていくことが出来ないんです。

何かの効力があって成功出来ている場合、誰かのおかげで成功出来ている場合、それに気が付かなければ、それは自分の実力であると勘違いし、それが無くなった時に、スランプに陥る。

お金があって人が寄って来ているだけなのに、それを自分の人間性だと勘違いすれば、お金が無くなった時には、誰もいなくなってしまうのと同じです。

「感謝をしなさい」、「感謝をすることが大切だよ」というのは、こういうことです。

 

スポーツでもそうですが、何がよくて何が悪いのかが明確に分かれば、必然的に結果を出すことが出来る。

ラッキーとか、一喜一憂の世界とはまるで違う。

 

体をいい状態に保つことは、自分の人生をいい状態に保つことと同じことです。

スポーツでいい成績を出すには、体をベストの状態にすることですが、それは人生でも同じ。それがわかっていないと、上手く行かない。

会社勤めであれば、自分のパフォーマンスが低い状態でも、直ぐにどうこうという訳ではないので、気にならないのかもしれませんが、自分の体やこころのパフォーマンスが低くては、仕事でも人生でも高いパフォーマンスは発揮できない。

 

何が良くて何が悪いのか、

また体の状態とその関係性のことなど、

普段考えたことなど無いかもしれませんが、運任せ的なものではなく、必然性を持った人生、自分で歩んで行く人生、もっと充実させた人生を送りたいと考えるなら、それを考え取り組んで行けば、誰でも運命を切り開くことが出来る。

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