こころと体の関係 3

私の所には色々な方から相談がきます。

相談する側の人にとっては、自分の世界しか知らないものですが、相談を受ける私からすれば、色々な人を知っています。

そうすると誤解を受けるかもしれませんが、ちょっと面白いのです。

 

治らない人には治らない人の特徴があり、治らない人の特徴として、例えば私が時間と手間をかけ無料で相談に乗っていても、そのことに対して何も思いません。もちろん感謝の言葉をくれる人もいますが、治らない人のものは、表面的なもの、形式的なものなのです。

メールの場合、人を相手にしているよりも、機械を相手にしているような感覚に陥りやすくなりますが、それでも中々治らないような人は、自分のことで精いっぱいになっているため、普段から自分が貰う事しか考えず、人のものを奪う事には何の抵抗も持っていない、自我の世界に入りこんでいます。

体がおかしくなるのは、自然の状態から離れたことが原因で、治すためには自然の状態に戻さなければなりませんが、自我が強くなればなるほど、自然の状態からは離れていきます。

 

また負の連鎖を起こしているので、些細なことでも否定的に捉え、過剰に感情的になったりもします。それではどんなにアドバイスをした所で、何も入って行きません。

そういう意味からでも、関節や筋肉の問題以上に、もっと広い視点を持つなど、こころや考え方を変えていくことが必要になります。

 

腰痛などの関節痛や、病気など肉体的なものは、肉体的な何かをして治るものだと言う気がしますが、必ずしもそうではなく、精神的な状態が改善されれば、不思議と肉体も改善されていきます。

どこか体を痛めた、病気になった、事故に遭ったなど、何かあった時など、こころの方はどんな具合だったかなと、思い出すようにしてみて下さい。必ず関係していることが分かると思います。

世の中のものは、それぞれ独立しているのではなく、全てが関連し合い一つに繋がっていて、こころと体も一つです。

本質的なことは理解することが難しくなりますが、そういうことでこころのことは、何事も大切なことだと考えています。

 

パラリンピックの理念

失われたものを数えるな 残された機能を最大限に活かせ

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