私は甘酒が好きです。

しかしだからと言って、毎日飲んでるかと言えば、全然飲んでいない。またスーパーで売っているカンの甘酒が好きかと言われれば、おいしくないので嫌い。

珍味も好き。

ビーフジャーキー、さけとば、するめ、するめそーめん、のしいか、かんかいなどなど。大体乾物ですけどね。

子供の頃は、珍味が毎日食べれるなら糖尿病になってもいいという冗談を言っていた。笑

お菓子よりも珍味が好きでしたね。

 

またある時は、ツナピコみたいなのありますよね？あれを食べ過ぎて、体がえらい目に合ったこともあります。

それぐらい好きだというのなら、さぞや酒も毎日好きで飲んでいるかと言えば、お酒はほとんど飲まないし、珍味も普段余り食べたりはしない。

ついでに言うと、いかの珍味は好きで、また色んな珍味があって関心もしていますが、刺身のイカは好きじゃないのです。ちらし寿司にイカが乗っていると、意地悪でもしているのだろうかと思ってしまう。

 

つまり言葉というのは、表面的な所だけのイメージで考えても、実際にはそうではないこともある訳です。また一々全部を説明する訳にも行かなかったりするので、多くを省略していたりもする。

それを分からずに表面的な言葉に囚われてしまうと、本質を理解出来なくなってしまいます。

女性であれば、「いや」と言っても嫌じゃない事もあれば、「この服どっちが似合うかな」と男性に聞いて、男性が「こっちじゃない？」などと答えようなら、「そんなことは聞いていない」と怒り出したりすることもあるでしょう。

男性の場合は言葉に囚われて、質問に対しそれを考え答えますが、特に女性を相手にする場合、言葉ではなく気持ちを感じなければいかない訳です。

 

ついでに男性と女性の考え方の違いを言えば、男性は論理的に考え結論を出したがるのに対し、女性は共感というように、全然性質が異なっています。

狩りをしていたことを考えてみれば分かると思いますが、男性は生きるか死ぬかの状況であるため、常に答えを出さなければなりません。マンモスが自分の方に走って来ているのに、「こっちくるけどどうしよっかなぁ～」何てしていたら、潰されてしまう。

また罠など仕掛けるのに、大声で、「もう少しで来るぞ！！」、「来たら後ろから行け！！」などと声を出せば、気づかれて逃げられるでしょうから、言葉を話さなくてもアイコンタクトなりを使って、意思疎通を図ったりもしたと思います。

だから女性は、「言ってくれないと分からないよ」と言うのに対し、男性は「そんなの言わなくても分かるだろう」といった考えを持っている。

 

これが女性の場合は、男性が狩りに行っている間、木の実を取ったりしながら、男性たちの帰りを待っていましたが、その間に白黒つけるみたいな結論を出して、言い争いなどになっては大変です。

そのため共感することが、最も重要なことになっていました。

またおしゃべりしながら時間を過ごしていたでしょうから、男性よりも話すことが好きなのです。

こうした性質の違いをお互いに理解していないと、話が平行線になったり、誤解したり上手く行かなくなる原因になる。

 

それと男性諸君のために、物凄いアドバイスをすれば、女性が何か悩みがあって、相談して来たとします。その場合、大抵は解決策を考えてアドバイスする。

そうすると大失敗します。笑

だからたとえ相談されたとしても、そのことに対しアドバイスをする必要はないんです。

何故なら女性は答えを聞いているのではなく、共感して欲しいだけだからです。

しかしそうすると男性は、「それじゃあ、解決にならないじゃないか」と思う。

そうです。別に解決しません。でもそれでいいのです。笑　

これが男性の感覚にはないですね。もちろん女性も解決しなくていいなどとは思っていませんが、解決策で解決しようとは余り思わない。

もし解決策を話してあげたいと考えるのであれば、まずは共感をして、そのおまけやついでぐらいの感覚で解決策を話すことです。

そうしないと、折角アドバイスした解決策もやらないし、この人は私のことを全然分かってくれないと、嫌われてしまう。

 

極論を言えば、女性の前にマンモスが走って来て、女性が、「キャー！！マンモスー！！」と叫んだとします。

その場合、男性が女性に好かれるためには、「ほんとだぁ～！！」と叫ぶ。笑

もちろんそれでは死んでしまうので、何とかしなければならないですが、でもそんな感じ。

真面目な男性は、要注意ですね。

 

ちなみに男性の相談に答える場合は、「大変だねぇ」何て言ってもどうしようもありません。男性にすれば、「そんなことは分かってる！」です。笑

共感することは悪くありませんが、男性は具体的な解決策を求めています。これが「大変だねぇ」のような共感だけで終わると、この人は全然考えてくれていない、頼りにならない女性だと思われます。

でも女性にすれば、考えているのだけど、表現方法が男性と違うだけです。こう言った事の違いから喧嘩になったり、誤解が生まれてしまう。

また女性は、「大変だねぇ」と一度共感すれば、そこで物語が完結して、次の話題に移ったりしますが、それじゃ男性にすれば全く解決していませんからね。笑

解決策を出すことが出来なくても、解決策が見つかるまで、応援するといいです。

この男女の違いは、恋愛だけでなく母と息子でも、全てに当てはまるので、男性と女性とでは、性質が違うことをよく理解しておくと、相手のことも理解しやすいし、楽になると思います。

 

本題からは大分離れましたが、本質を理解することは非常に難しいことですが、それを理解するためには、表面的な理解、解釈では、全然違ったものになってしまう。

例えばダルビッシュがウエイトトレーニングが重要だと言っていたとしても、一流選手のダルビッシュが言っていたのだからと、ただ真似すればいい訳でもありません。

それは全員に対して当てはまる事なのかとか、ダルビッシュの学生時代や過程、また外国人の血が入っていて身長が大きく、また一流の素質を持った体ですが、そうでない人にでも当てはまることなのかなど、一体どういった意味で言っているのだろうと考える必要がある。

ついでに言えば、イチローは安易なトレーニングは絶対にダメだと言っています。

同じ一流選手でも意見が分かれている。

そのことから考えれば、どっちかが正解でどっちかが間違っているか、もしくはどっちも正解という事が考えられます。

 

表面的に真似をしても似て非なるものになるし、言葉の表面に囚われるとおかしなことにもなります。

深い世界を知らなければ、どうしても表面的な理解にはなりますが、そうした視点を持って理解しようとすることを続けて行けば、見えて来るものもあると思います。

私は時折酒は好きではないと言ったりもしますが、それでも全く飲まない訳でもないし、おいしく頂くこともある。でもビールは余り好きじゃないかな。

またお酒を飲むと眠くなったりふらふらしますが、それ程弱くもない。水のように飲んだりもする。

そうしたことは沢山あると思うので、色々探してみて本質を理解するためのトレーニングを行ってみて下さい。