重い病気になったのであれば、「なぜ自分が病気にならなければならないんだ」と思うかもしれません。また生きる努力をしても助かることが出来なければ、神様なんかいないと考えるかもしれません。
横山友美佳さんは、ベストルーキー賞、優秀選手賞、オリンピック有望選手賞などの賞を受賞し、将来を嘱望されて、人一倍努力を続けてきました。また病気の苦しい治療にも耐えてまきた。
こんなに努力してきた人なのだから、それが報われてもいい。
また助かることが出来なかったとすれば、神様などいないと考えることは、ふつうであると思います。
ただ横山さんの例で言えば、本を読んで一つ気になったのが、小学生の頃転校を三回経験し、それだけでなく、北京で生まれ北京で育ちだったのが、日本に引っ越し、言葉の面で大きく苦労をしたことです。
その他に、人一倍厳しい練習やプレッシャー、負けず嫌いでなんでも頑張り過ぎてしまう性格が重なったことが、少なからず病気と関係していたのではないかと感じます。