拝み屋に3千万円払ったパーキンソン病患者

最近、パーキンソン病の人を診て貰えないか、という相談を受けました。

その方は関西に住んでいる男性の方で、比較的最近、パーキンソン病と診断されたみたいです。

またパーキンソン病になる前からも、体が痛かったりして、勧めてくれていたようでしたが、その時は来なかったらしい。

私とは縁は余り無いかなとも思いましたが、相談してくれたので、チラッとだけ遠隔でみてみましたが、非常に頑固さがあって、体はガチガチに固まっているように感じ、それを言うと、その通りだという。

 

それと面白いと言ってもいけませんが、病院では治らないからと、また整体でもなく、拝み屋に行っているらしい。

それが生涯の話なのか分かりませんが、今までに2千万円だか、3千万円だか、払って来たのだとか。

「パチンコで1千万円は使ったな」、みたいな話はたまに聞きますが、拝み屋に3千万円て凄いですね。

 

私は最近、多少オカルトチックなことを言う事もあるかもしれませんが、だからと言って、拝み屋だとか、宗教とか、気功とか、前世が見えるとか、殆ど信じていません。

と言っても、氣は本当にあるし、本物の気功師もいるように、本当に前世が見えるみたいな人もいると思いますが、どんな分野でも本物は限られているので、本物に出会う確率は低い、ということです。

また最近はスピリチュアルヒーリングのようなのも、普通に行われていますが、そうしたものも、ある程度の効果はありますが、それが仮に出来るからと言っても、それを使う人のレベルはそれぞれ違う。

 

それともう一つ重要なことは、肉体的なことでも、色々病院に行ったり、余りよくない整骨院に行ったり、整体に行ったりなどして、余計におかしくなったり、問題が複雑化したりすることがあります。

それと同じように、目に見えないようなことでも、下手なことを行ってしまうと、余計におかしくなったり、問題が複雑化してしまうため、治すことが難しくなる。

スピリチュアル系のセミナーを渡り歩いて、おかしくなっている人がよくいますが、治療を受けるにしても、目に見えないだけに、肉体以上に分かりにくかったり、難しい面があるかもしれない。

 

たとえば楽になったと思っても、カリスマ的な存在だったり、美男美女にちやほやされると、夢うつつの様に感覚がおかしくなるので、楽になったような気はしても、実際にはエネルギーが吸い取られていることもある。

私は以前、10分ぐらいの無料ハンドマッサージを受けたことがありましたが、たかだかハンドマッサージの10分間で、その時に触られた肘までの氣を吸い取られて、感覚が暫くおかしくなりました。

たとえで言うなら、ドラゴンボールに出て来るセルに、エネルギーを肘まで吸い取られた感じ。

seru

しかし吸い取られても、それが分からない人もいると思います。

またその人は、大変明るく、人に好かれるタイプの人ですが、実は俗に言う「さげまん」タイプで、アスリートであればどんどん勝てなくなり、結婚したとすれば、長生きは出来ず、早死にしたりする。

ついでに言うと、結婚するまでは病気一つしたことが無かったという人が、結婚してから病気がちになった、という人がいますが、それは、結婚した相手との相性が良くなかったのです。

 

他に最近聞いた話では、一回数万円する氣を使った施術を受けたという人が、施術後に調子が悪くなったため、病院に行って心電図など色々検査して来た、と言っていた人がいました。

治療を受ければ、好転反応で一時的に体調が悪くなったりすることもありますが、どうもそうではなく、違う影響を受けてしまったようなのです。

その人はまだ感覚がいい人なので、気づいて良かったと思いますが、そうでない人であれば、何も分からなかったかもしれない。

 

拝み屋という話でしたが、そんなものを受けたら大抵おかしくなる。笑

私は今後も少し、スピリチュアル的なことを書こうとは思っていますが、それはあくまで現時点での私の話であって、それを他の人に勧めている訳ではありません。

私が勧めていることは、何度も言うように、あくまで地道で現実的な取り組みを続けて行くことです。

それを行った後に、スピリチュアル的なことも出て来るかもしれないということで、そうした基礎筋力みたいなことが無い人が、夢みたいなことをやっていると、おかしくなりやすい。

 

たとえば病気になって病気を治したいとする。

それはもしかしたら、なんかの霊の影響なのかもしれない。

だけど、食生活や運動習慣など生活習慣が悪く、それを改めないでお祈りして貰った所で無意味でしょう。

それはお祈りして貰って、東大に合格しようとしていることと同じなのです。

 

また現実をよく見ていないと、自分にとって都合のいいことを言ってくれる人の所に行くもので、

「このまま行けば、もしかしたらプロになれるかもしれないな!」

などという言葉は、現実を見ていない人には、最大の友となり、逆に、

「確かにその地域ではいいかもしれないけど、そのままでは、厳しいんじゃないか。プロになる人たちは、こういう体をしていて、こういう努力をしている。こういう努力をしてみたらどうだろうか」

などと言う人がいれば、最大の敵とみなすでしょう。

しかし真実は違っていたりする。

しかしそれが強ければ強い程、いい人の所だけは絶対に近づかず、ダメな所にだけ近づいてしまう悪循環に陥り、またそうなってしまうと、そこから抜け出すことは難しい。

 

勉強は一切せず、お祈りして貰って東大に合格しようというのは、無理な話です。

だけど世の中は、夢みたいなことを言っている人を集めようとする人もいて、「合格させちゃる」と、言って欲しいこと、安心させてくれるようなことを言ってくれる。

ただ誰でも他人事の話はよく分かるものですが、自分がその渦中であれば、甘い誘惑も天の助けだと思って良く分からない。

そうなる前に日々地道な努力を続けていくことと、困ったことがあった時、信頼できる人や先生を見つけておくこと。

もし万が一何かあった時は、それを他のことに置き換えて考えてみるのもいいかもしれません。

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