最近「一流アスリートは親が凄いんですね」と言われましたが、一般の人の常識とは全く違うものだなと、改めて気づかされました。
子供がイチローと全く同じ遺伝子を持っていたとしても、他の親が育てれば、プロにもなれなければ、甲子園にすら行くことは出来ない。
天才の遺伝子をさずかりさえすれば、プロになっていくわけじゃないんです。
育て方がまるで違う。
私は子供が生まれて、もしスポーツの道に進みたいというのであれば、プロにはすることが出来るのではないかと思っています。
しかし一流アスリートの親たちが育ててきたような育て方を、私自身が出来るかと聞かれれば、正直自信はない。
それぐらい大変なことをやっている。
スケートの清水宏保の父は、命を懸けて教えていたぐらいです。それぐらいのことをしたからこそ、オリンピックでメダルを取るまでになれたと思います。
決して片手間の子育てでは、天才は生まれてこない。