プロになりたいと思っている学生たちは多くいる。
今の時代は夢を持つ子供も少ないから、それはいいことかもしれない。
しかしプロになりたいと言っても、本気でプロになろうと思っているのか、なれればいいなのレベルで言っているのかでは全然違う。
またプロの憧れは憧れでいいのですが、プロになりたいと言っても、「運動はしたくないし好きなものを食べたい、でも痩せたい」、といったたぐいの考えと同じようなものだったりもする。
日本人はそんな感じでプロになりたいと言うのですが、これが発展途上の国でスポーツをやっている人たちは、
「お母さんに家を建ててあげたい」
「貧しい人の手助けをしたい」
と言ってプロを目指している。
凄いですよね。
子役の本田望結(ほんだみゆ)さんは、フィギュアスケートの選手でもありますが、兄や姉が日本スケート連盟のフィギュアスケート強化選手に選ばれたり、国際ジュニア大会でも表彰台にあがるぐらいのフィギュア一家です。
ある時テレビで、そんな兄や姉を見て、「オリンピックに行きたいとは気軽には言えない」と言っていましたが、まだ幼いながら望結さんも相当なレベルであることがわかり、子役のことは知りませんが、少し興味を持ちました。
本気の選手や本物の選手を知らなければ好きなことが言えますが、そうした選手を間近で見た時、気軽なことは言えなくなる。
幼い子供が持つ夢が素晴らしいのは、感性的な夢だからです。
それが知識を持つようになってくると、自我が出てきて夢も我儘になってくる。
夢を持つのであれば、子供たちには感性的な夢を持って欲しい。
また大人だって別に夢を持ったっていいのですから、子供ばかりじゃなく、自分の夢を探してもいい。
親としては、出来れば子供が感性的な夢を持てるような育て方をしたい。
また子供が我儘な考えになっていないか、その我儘に付き合ったり、助長したりはしていないか、逆に夢を潰したりはしていないかなど、時折客観的に見てみて下さい。
勉強やスポーツのことなど、余り熱心になり過ぎると見えなくなります。
これはキャプテン翼のお気に入りの1シーン。最高です。大変に素晴らしい名シーンです。
ここだけ見ても感動しないかもしれませんが、1分程度のシーンなので見てみて下さい。
1:47:20ぐらいからの所で、再生すればそこから見れます。