変わりたいと思うかどうかは、何らかの必要性を感じなければ、変わりたいとは思わない。だからそういう意味では、何らかの困難がある人は、自分を変えるチャンスでもある。
私の所にもどこかが痛いなど、色々問題を抱えていたりしますが、大きく変わる人ほど、色々問題抱えていたり、壁にぶち当たっていると言ったような人です。
施術で言えば、色々な所に行ったけど、ダメだったなんて言う人ほど、施術の凄さも分かるし、感動する。
また感動すれ、そこから何かを学んでいきたいと言う気持ちが、自然と起きてくる。
スポーツで言えば、とことんダメな方が、今の自分ではダメだと、自分でもわかっているため、変わる可能性が高く、ちょっとダメ程度であれば、頑張ればプロにもなれるかもしれないという妄想から、抜け出せない。
長所と短所は裏表の関係で、誰でも問題は抱えたくはないのですが、それは自分を変えるきっかけになるし、それを乗り越えた時に、レベルアップする。
だから本当は失敗だったり、困難を抱えて来た人の方が良い面がある。
偉人と呼ばれるような人たちも、人の何倍もの失敗を経験してきたからこそ、成功できたのであって、失敗を経験しないで成功は出来ない。しかし一般には一回やって駄目だったら、自分には向いていない、才能無いなどと考え、止めてしまう。
失敗することは遠回りのように見えても、実は一番の近道でもあったりするのです。
私も数多くの失敗を日々経験していますが、またそういう失敗談を持っている人の方が、面白味があると思います。
「朝の六時ごろにチャイムが鳴って、見ず知らずの人に4千円を貸して、今の所まだ返ってこない」
と言う話も、中々無い話ですから面白いでしょう。笑
まぁ、こうしたことを他の人にやれとは言いませんし、他の人には「気を付けた方がいいよ」と言ってやらせませんが、私としてはそんなことしても、別に死なない訳です。
たとえ4千円は返ってこなくても、そこから何か学び取ることが出来れば、元が取れるし、ブログのネタにもなる。笑
また困っていてその人がそれで救われたとすれば、それはそれで人情が失われた時代に、たまにはそんなこともあってもいいことだと思うし、もしかしたらその人からは返ってこなくても、別の所から400万円ぐらいになって、返ってくるかもしれない。笑
結局何が言いたいのかと言いますと、
「失敗を過度に恐れるな!」
ということ。
何かをやって、死ぬぐらい、一家破滅するぐらいのリスクがあるのなら、やらなくてもいいですが、
「死ぬ訳じゃないなら、一回やってみてもいいんじゃないか?」
ということです。
もちろん甘い謳い文句を謳っているものに、手を出せというのではなく、自分が本当にやりたいと思うもの、また本当に自分の為になると思うものであるなら、一回やってみても悪くはない。
またそうした精神を持って、ちっちゃい失敗を色々経験するのもいいと思います。
逆に言えば、失敗を経験していないのであれば、一体今まで何を経験したのか?と言うことでもあり、よくよく考えてみると、実は薄っぺらな人生だった、何ていうことにもなりかねません。
経験と言うのは、失敗をした時にそれを元に学んでいくことを続けることで、積み重なっていく。
だから「失敗していません」とか、同じ愚痴を言い続けて、「ずっと同じ失敗をしています」では、薄っぺらくなる。
たまには失敗も経験してみよう。