野球をやっている小学生が、目が悪くなったので、メガネをかけた方がいいかどうかの相談を受けことがありました。
まずメガネやコンタクトは、念入りな検査をして、目に合うレンズを作らなければ、目が悪くなります。
しかし多くは、眼科で行われている視力検査であっても、簡易的な検査です。そのため一度メガネなどをするようになると、視力はよくならなくなってしまう。
また特に大人に関して言えば、メガネを作る時は、普段用とか仕事用、パソコン用などの様に、全部一つのメガネを使うのではなく、二つ作って使い分けた方がいいです。
視力が悪くなると、一般的にはメガネをかけることが多いですが、目が悪くなったのであれば、悪くなった理由があるので、それをまず改善させることが先決で、それをしないでただメガネをかければ、後は目が悪くなるだけです。
それとスポーツでは、目がとても重要で、プロ野球は体力の低下より、目が悪くなったことで引退していたりします。メジャーリーグとマイナーリーグの選手の決定的な違いは、目だと言われています。
目と言っても動体視力のことなど、聞いたことがあると思いますが、重要なのは視力だけではありません。合わないメガネや、特にコンタクトを使い続けることによって、立体視が出来なくなってしまいます。
本来は3D映像のように見えるものが、メガネやコンタクトを使うことによって、平面的にしか見えなくなるのです。
これは距離感を重要とするスポーツによっては致命的です。だからタイガーウッズも手術を受けたのでしょう。
そういうこともあって、子供には余りかけさせたくないと考えていますが、話を聞けば、片方の視力が特に落ちているといいます。
片方が悪いものは、ほぼ間違いないと言っていいぐらいに、目が悪くなるような使い方をしている。
昔は、横になってテレビを見ると、目が悪くなると言われたことがあったと思いますが、そうしたことや携帯や、小型のゲーム機などは、片方の目が悪くなりやすい。
だからまずそれを変えなければいけないし、それを変えないでメガネなどをしても全く意味がないし、どんどん悪くなってしまう。
そういったことを改善させることと、視力改善の体操やトレーニング、それと視力は特に頸椎と関係していますが、施術を行えば視力は改善する。
その結果、視力も乱視も改善し、メガネをかける必要がなくなりました。