宝くじに当たらない方がいい理由

年末ジャンボは一等前後賞合わせて10億円ですか。凄いですね。一発当てたいと夢見ている人は数多くいると思いますが、だけど本当は当たらない方が幸せです。

当たったことが無いから夢を見ますけどね。

しかしもし一等など当たってしまえば、もしかしたら不幸のどん底に陥ってしまうかもしれません。少なくても7割以上の人が、自己破産しています。

そのため高額当選者には、自己破産しないための冊子が配られているほど。

 

人は現状を維持しようとする性質があるので、現状以上のお金を手にした場合バランスが崩れてしまいます。そのためそれを元に戻そうと、増えた分以上に減らそうとする働きが起こる。

だからもし一等など当たってしまえば、自己破産するぐらいまでに減らさなければ、帳尻が合わなくなるのです。

また一等など当たれば、一時的にすんごいハッピーになったりしますが、それはそれでストレスでもあり、ハッピー度のバランスが崩れた状態であるため、その帳尻を合わせるために、ギャンブル依存になったり、アル中になったり、薬物に手を出したり、脅迫されたり、人間不信に陥ったり、殺されたりなど、様々な不幸がやってくる。

それによってバランスが取れる。

 

これは整体あるあるですが、どこか症状があって、それを取り除くと「うわぁ~すごぉ~い!!」と喜ぶのではなく、症状があったことを元々無かったことにするか、症状が取れたことに素直に納得できず、色々試して症状を出そうとします。

例えば寝違えのように首が痛くて動かせなくなった人では、最初はちょっと動かしただけで痛いと言っていたのに、施術後に首を360度回そうとして、「痛いです」と言う。笑

これは施術する方としては、本当に困ってしまうのですが、そういうものなんです。

経験が無ければ分からないかもしれませんが、なんかいいことがあっても、「こんなはずはない!」と思ったりすることってありませんか?

「それはないな」と言う人もいますが、「それはないな」と言う人に限って、親切なことに出くわせば、「コイツはなんか企んでる」、「なんか騙そうとしているな」などと思うもので、不幸なことに慣れているから、幸せになるようなことがあるとそれを信じられず、幸せな道を進めたのに、態々自分で不幸の道を選択する。

 

自分を変えたいと思っている人は多くいます。しかし多くの人が、中々変わることが出来ないのは、現状維持しようとするブレーキを、無意識の内にかけてしまう為です。

病気でも何かの症状でも心の問題でも、それを何十年と抱えて来た人であれば、よくなりたいという気持ちがあるのと同時に、悪いことに慣れてしまっているために、不思議と潜在的によくなることが恐くなっています。

だからもしよくなるようなことがあれば、首の話のように、無意識では「そんなはずはない」と、どこかを悪くさせる働きを起こして、「ほらな」と安心させる。

そのため長く問題を抱えて来た人が、急に良くなる事は難しいため、「よくなっても大丈夫なんだよ」と潜在的にも理解させていきながら、同じぐらいの時間をかけて、ゆっくり変えていかなければならない。

 

同じようにお金であっても、自分が使いこなせるだけの器が持っていなければ、それ以上のお金を手にした場合、無意識の中で怖くなって、減らそうとする働きが起こります。

そんなもの起こしたくないですけどね。

だからもし宝くじでも何でも、今以上のお金を手にしたい、それを維持していきたいのであれば、そうしたものを変えていかなければならない。

例えば昨日のFXついでに、FXの話をすれば、3万とか100万ぐらいまでの金額であれば、それがたとえ無くなったとしても、数か月でも働けば元に戻せるので、心に余裕があります。

しかしこれが1000万円とか5000万円とか1億と言う数字になった時、それと同じ心境で取引が出来るかと言うと、プレッシャーがかかって中々出来ません。

だから100万では成功する取引が出来ていても、桁が変わって自分のレベル以上の金額になってくると、同じ精神状態でいられなくなるため、間違いを犯しやすくなり、仮に一時的に今までの年収以上の金額を手に出来たとしても、増えた分以上の損失を出し、元のさやに納まってくる。

平均すると同じぐらいになるのです。

そのためにFXでは、手法的なことだけでなく、メンタル的な重要性もよく言われていて、昨日の達人の人であれば、日頃からおもてなしの精神を持って、断捨離をして、常に心がなぎの様な状態を保てるように心掛けている。

ちなみに達人は服はユニクロで、非常にシンプルな生活をされている。そのため見た目は別に金持ちなどのようには見えません。武道の達人も強そうには見えませんから、そんな感じなのでしょう。

 

私は10億なんていらないから、50万円でもいいとか、100万円当たるといいなみたいな人もいると思います。100万円でも当たると色々大変なようですが、もし万が一当たった時のことのため、ちょっと考えてみたいと思います。

親孝行の人などは、まず親に何千万上げようと考える人もいると思いますが、その場合親には宝くじに当たったことは言うのでしょうか?

だけどもし親に言ったとすれば、そこからまずバレます。笑

自分だけは親に言って、親には言うなというのは、余程の親でない限り無理です。そしてもしバレた場合は、急に親にお友達が増えて、「私を助けて下さい」と言う人も沢山集まってきます。笑

 

それと3千万ポーンと気前よく渡したりもするのかどうかわかりませんが、結局親にしても、そのお金を上手に使いこなせるだけの器量が無ければ、生活のリズムやバランスが崩れることになり、そうすると湯水のごとくお金が無くなって行って、逆に不幸になるかもしれないし、自分が親が不幸になる原因を作ることになるかもしれない。

親の年収が2千万円とか3千万円ぐらいあっても、小学生の子供に好きなだけお小遣いを上げるとか、何でも買ってあげたりはしないですよね?

親にしても同じことで、親切心や感謝の気持ちがあることは、とても素晴らしいのですが、その辺のこともよくよく考えられるといいと思います。

 

親一人考えても、これだけ色々なことがありますが、もちろん自分自身であっても、宝くじに当たって浮かれていれば、急に親戚やお友達も増えることになるかもしれないし、無言電話や恐喝的なこともされるかもしれません。

昔1億円拾ったおじさんがいて有名になりましたが、毎日嫌がらせの電話がかかってきたそうです。

また仕事を辞めたりもしますが、そうすると後は減るだけになる。金銭感覚も麻痺して来るので、なんぼ使っても減らない様な気がしてきますが、そうするといつの間にか無くなっていたという事が起きる。

何しろ一回に扱う金額が100円とか1万円とかの金額ではなくなってきて、一回当たりに使う金額がデカくなっているので、それが積み重なれば当然、お金は無くなっていくし、何らかのことで失敗したりすれば、一気に無くなってしまうのです。

仕事を辞めたら収入が無くなるから、何か店でもやろうなどといったことにもなりますが、まずそもそも起業しても成功する人は少なく、浅はかな考えでは成功しないし、お金に余裕があると、勉強もしなかったり大ざっぱになったり、どうしても爪が甘くなる。

また割と最初から大きく始めたりするものだから、失敗した時は大きな赤字になったりする。

 

それと秘密を一生墓場まで持っていくほどの、鉄の意志を持ったような人はいないものですが、仮に誰にも言わなかったとしても、急に羽振りがよくなれば怪しまれるし、ふとした時にポロッと言ってしまう事もあるかもしれません。

女性に口止めさせることも不可能に近いですが、一度漏れてしまえば、ウイルスのように一気に拡散し、バイオハザードのゾンビのように次から次へとあなたのもとへ、人がやってくるようになるかもしれない。

当たるのも難しいけど、当たった後も難しいもんです。

取り敢えずこの辺で。

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