親がピリピリ、カリカリしていては、とても子供にいい影響は与えない。ストレスを抱えている人は、周りの人にもストレスを与えることになる。
真面目な人、一生懸命な人、神経質な人などは、子育ては頑張らなければならない、自分がやらなければならないとなってしまいますが、それは力んでいるに過ぎず、無駄なことを頑張っています。
子育ては、もっと楽にやることではないでしょうか。
バッティングの話で思い出しましたが、元日本ハムファイターズの稲葉篤紀さんは、高校時代イチローと同じバッティングセンターに通っていました。
稲葉さんもイチローも同じ名古屋で、稲葉さんがイチローの一つ上。平日3、4回は、バッティングセンターに通っていたそうです。
高校三年生最後の試合では、決勝でイチローのいる愛工大名電に敗れて、稲葉さんは甲子園出場を逃す。そんな関係だったのですが、プロになってからある時お父さんに、当時のイチローのことを聞いてみたそうです。
すると、ほとんど覚えていない。どうしてかと聞くと、
「だって、お父さんも打ってたでしょ!」
だそうです。笑
非常に面白いですね。稲葉さんのお父さんは自分も楽しむタイプで、それはそれで、子供に楽しむことの重要性を教えることになる。こういうのもありですね。
だから子育てでも、楽しくやればいいんじゃないでしょうか。
イチローのお父さんにしても、やり方は違いますが、基本的にはイチローと過ごすことが楽しいという子育てです。
ピリピリしてたって、誰ひとり楽しくない。
また自分が楽しむぐらいの余裕、ゆとりがないと上手く行きませんね。