急がば回れ作戦

もしかしたら誤解した人もいたのかもしれませんが、私は別に、これから新型コロナに多くの人がかかるなどとは、言っていないですからね。

中途半端なことをするよりは、折角の子の機会に、何か一つでも学んで、次来る大災害の時にでも、上手いこと対処出来る様になりなさいと、逆説的な言い方をし、一つのアンチテーゼを唱えただけです。

私は何かをきっかけに、違った視点から物事を考えて貰いたいと思っていて、それを望んでいる。

 

それと今日、椅子に座って立ち上がる時に、腰がめちゃ痛くて、真っ直ぐ立てないと言うので、直ぐに立ち上がろうとせず、一旦腰をかがめたりしてから立ち上がれば、それ程痛くないとアドバイスした。

こうしたように、一見遠回りに思えるようなことが、実はいいことだったりもする。だから不安になっているのであれば、より不安になってみるのも、実はいいことであることもあるんです。


 

どこか痛いとか、不安だとかという時、真っ先にそれを取り除くことなどを考えますが、その人の気持ちが、痛がりたい方向、不安がりたい方向に向っているのであれば、その方向に向かわせておいてから、治すという方法がある。

これは子育てなどでも、全てそうですが、そうしないと、一々反発して来る。笑

 

「そうだよねぇ」「うん、うん、分かる」

みたいな感じで、その人の気持ちに共感したり、もしくは本人がこの方法じゃダメだと悟る所まで、十分それをやらせてから、「こういう方法でやってみるか?」と言えば、藁にもすがりたい気持ちになっているため、素直に受け入れるでしょう。

 

以前紹介したサバイバル動画でも、シェーンはアラナによって、とことんまで追い詰められた。

そういう経験があったからこそ、ジェフやEJの話をよく聞いたし、恩返ししようとしていましたが、それが無い状態で、初めからジェフとEJと出会っていたら、もしかしたら違う結果になっていたかもしれない。

サバイバルで生き残るのは誰か?

 

逆に言えば、親切心で治そうとすることによって、かえって治らなくなることもある。

これは中々難しい所だし、もしかしたら「さすがにそれはないだろ?」って思うかもしれませんが、親が子供のためを思って、勉強しろと言ったり、スポーツ教えたり、色んなことがありますが、その気持ちが強くなれば成る程、逆に悪い方向に向っていることが、よくありますが、それと同じことです。

 

整体やっていても、本当に難しいですが、普通余程性格が悪い人でもなければ、誰だって治してあげたいと考える。

しかし本人は口では治したいと言っても、潜在意識では変わりたくないと思っていたりするから、その状態で治す様なアドバイスをすると、猛烈な反発にあう。

だからいかに治してあげたいという気持を無くすのかが、一つ大事な所なのです。

 

育児にしても、子供を良くしてあげたい、という気持は分かりますが、それが強くなり過ぎると、必ず子供はおかしくなる。

子供の意思を無視して、自分の考えを押し付けてしまうからです。

スポーツでも我流の方法で、子供の素質や才能を潰すことになるでしょう。

 

そのため元々子供には、幸せになって欲しい気持ちは持っているのだから、それを前面に押し出して考える必要はなく、リラックスして身を任せるみたいにしていると、子供が何を求めているのかが分かる。

逆に自分の気持ちが強すぎれば、子供が何を望んでいるのか、何を考えているのか、また好きな食べ物が何なのかさえ、何十年経っても、まるで分かっていないのかもしれない。

 

子供のことがよく分からないと言う親がいますが、それは自分の気持ちがめっちゃ強いために、子供の電波を受信できないんですね。

よくしたいという思いが強いと、求められてもいないのに、つい何かアドバイスしてしまったり、自分の思い通りにならないと怒ってしまったりしますが、今まで教わって来たことや、思い込み、先入観などに惑わされず、リラックスすることを心がける方が大事です。

 

新型コロナにしても、もし不安になるのであれば、不安になる方向に流しつつ、そこからUターンさせれば、ぶつかることなく、自然に導くことも出来るので、無理に不安な気持ちを抑えつける必要もない。

また死なないのであれば、徹底的に不安をやり尽くすまで、やりきれば、何か発見できるんじゃないでしょうか。笑

 

聞いた話では、かなり不安になって、色々神経質になっているのだけど、マスクを買うお金はないと言っている人がいたとか。

そりゃあ、転売で高値になっているのなら、それを買わないのは分かりますが、今はそうではないし、買っても何十万もするものでもない。

 

また「大丈夫だよ」なんて言ったって聞かないんだから、だったらそういう人には、

「あんた何言ってる!死にたくないと思って、色々やってんだろ?それでたかだか5千円もしない程度のお金をケチって、死んだらどうなる?むしろマスクじゃ足らんぞ!使い捨ての防護服も買った方がいいぞ!」

ぐらいでいいんじゃないでしょうかね。笑

そうすれば言動と行動とが、矛盾しないで一致する訳です。

 

またその結果、一時的にバカみたいな行動を取ったり、お金を使ったりするかもしれないけど、後から「あの時は私はあんなことをしてバカだったな」となり、次に何か災害などが起きた時、その人はバカみたいなことをしなくなる。

ということもあって、前回話した訳です。

 

サバイバルついでに、何か災害などがあった時、アウトドアをやっている人というのは、凄い強いのですが、サバイバルまでは行かなくても、ちょっとアウトドア的なことをかじるのもいいかもしれませんね。

それと、オノラなどのサバイバル動画を紹介しましたが、ディスカバリーチャンネルで私が好きなのは、探検家のエドです。

紹介した動画では、ファイヤースターターが無いからダメだとか、火の番がどうとか、舐めた事言っていますが、エドは、服なし、ナイフなし、ファイヤースターターなし、医療班なし、撮影スタッフなしの、全てなし尽くしの中、たった一人で60日の無人島生活を成し遂げている。

完全なる孤独になることは、想像以上に怖いものだし、道具がゼロだから、当然高いサバイバル技術が必要で、更にパニックを起こさないメンタルも重要。

また撮影しながらサバイバルを行うのは、手間だし、歩くシーンなんかは、カメラを置いて、歩いたらまた戻るみたいに、時間も体力も余計にかかる。

それをやっていたエドに比べたら、あのサバイバルは、まだまだ優しいですね。

興味ある方は、よければどうぞ。

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