オノラ的女性

ディスカバリーチャンネルのサバイバル動画で、ヒステリックの申し子、オノラのような人がいると言うので、見てみました。

グーグルクロムのDplayで登録すると無料で見れるのですが、THE NAKEDシーズン2の一番最後にある「THE NAKED:男女2組で挑戦」。

これは一本もので1時間半の動画ですが、多分これをやってから、12人ものを企画したのでしょうね。

 

これに出て来るある女性は、オノラのようにヒステリック的になりますが、何もしない。

最近「何もしない力」というのを紹介しましたが、それはやった感とか努力感とか、見た目でもやっているようには見えないけれども、完全に何もしないものではなく、高い効果、結果、パフォーマンスを発揮する。

それに対し、この動画に出て来る女性は、やることと言えば、ビーチで散歩、海水浴、日向ぼっこで、本当に何もしないんです。笑

だから何もしない力というのは、これとは違う。

 

だけど、一応シェルター作ったり、魚を捕まえるための罠を作ったりはする。

しかしそれが酷いもんなんですね。笑

 

また火起こしは得意だとかと言うのだけど、火起こしは出来ず、サバイバル技術を持っているプライドはあるけど、何一つ出来ていないし、協力もしない。

それで、

「スキルがないと認めたらどうだ!」

なんてまで言われ、それで認める筈はないのですが、他の人たちからすればやっかいものになっていた。

 

ただ別に嘘をついた訳ではなく、自分では本気でスキルがあると思っていたんです。

それが自分の本当の実力を試す機会が、今まで無かったから、自分の実力、スキルが、本当はどの程度通用するものなのか分からず、今回試される機会を与えられたことで初めて、「こんなはずじゃないんだけどなぁ」となった。

 

オノラのような爆発力を期待しましたが、最後は説得されていました。また説得した人は、オノラ的な人を、

「私はあなたを戦場で負傷した兵士だと思っている」

と言って、説得出来たのだから大したものです。笑

 

「現実は厳しいものよ」

というのは、見ている人の方が突き刺さるかもしれません。この女性だけが特別なのではなく、こうしたことは、日常では割とよくある。

 

最後はオノラを脱却し、自分の現状、スキルを受け入れ、自分を知ることが出来たと納得し、チームに貢献していたし、結果を残せた。

他のメンバーにとっても、それまでは困難だったけれども、最終的には、一番良かったんじゃないかと思います。

ただ説得した人が、デング熱になっちゃうんだけど。

なんともまぁ。 

 

それと普通は鉈か、ファイヤースターターなんだけど、ゴーグルなんて言う、変則タイプの人がいました。果たしてそんなのが、通用するのかどうか。

それも合わせて興味ある方は、見てみてください。

雪山で焚火して来た

最近、サバイバル動画を見ていましたら、久しぶりに焚火をしたくなりましたね。

もし冬にサバイバルになったら、火起こし出来なかったら死んでしまう。だから冬でも、焚火が出来なければいけません。笑

そういうこともあって、冬に焚火が出来るかどうか興味があり、また冬は雪があるから、焚火がしにくいイメージがありますが、乾燥しているため、案外やりやすいはず。

その実験もかねて、実際に焚火してきました。

 

ライターなどは使わず、ファイヤースターターで、無事出来ました。

ただ火口が、近くにあったものでは上手く行かず、鞄に入っていたものを使っちゃったけど。まぁいいでしょう。

それにしても、冬は思った通り、案外やりやすい。

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サバイバー12人の人間模様 2

凄いのはジェフとEJ。息がピッタリで、実力もあり、最強コンビです。

ハキムが脱水症状でリタイヤしたのは、ジェフとEJの息が合い過ぎたからなのかもしれない。そのために自分のペースではなく、ジェフとEJのペースにつられてしまった。

だからもしそこまで息が合っていなければ、最初は三人それぞれが、お互いのペースを探り合い、三人のペースを見つけようとなるので、ハキムはもうちょっと楽だったかもしれないのです。

それと場所の問題もあってか、ハキムは今回、ちょっと不運だったですかね。

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サバイバー12人の人間模様

中々の個性派ぞろいだったので、ちょっと解説してみたいと思います。

あなたは誰タイプかな?

 

オノラはある程度説明したので大体いいと思いますが、多かれ少なかれ、誰しもがオノラ的要素は持っている。

 

オノラに歩み寄ろうとした髭もじゃのルークは、余り癖がなく、大体の人とやっていけるようなタイプ。

少し程度であれば、「大丈夫か?」程度で済みますが、誰だってずっとわめき散かされたり、ふてくされた態度を取られ続けると、ストレスになる。

それを心身ともに極限状態で、冷静にオノラに歩み寄ろうとしていた姿勢は評価できる。

ただ後半、孤立したダニに対する反応は、オノラに対する反応と、全く同じもので、自分が理解出来ない特異タイプの人とは、余り上手くやっていけない。

 

本当はオノラには、「無視されたと感じていたんだね」と、オノラの気持ちに共感し、オノラを肯定してあげるだけで、直ぐ解決出来たし、それをした後であれば、こちらの言うことは、何でも言うことを聞いてくれたのですけどね。

しかし言うは易しで、実際にはそれがちょっと難しい。

 

人のいいルークも、最後には我慢の限界となり、相当参ったようだったようで、「しっし、悪運を払おう」というのは、笑っちゃいました。

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頑張るほどに弱くなる

頑張るほどに強くなるものだと、誰もがそれを信じている。

しかし、実は頑張るほどに弱くなる。

そんなことを言われて、あなたは直ぐにそれを信じることが出来るだろうか?

まぁ、「こいつ、バカ言ってんでねぇ!」とならず、ゆっくり行きましょう。笑

 

最近のセミナーでは、中心軸の更に発展形である、側軸についても行っています。一般的には中心軸も何かさえ分からない、知られていないので、側軸ともなれば、全く訳分からないような世界でしょう。

またそれの関連として、この間、ブログでも曲がらない腕について書いたので、それもやってみました。

これらは全く関係の無いようでも、全て本質的に同じことなのです。

同じというのは、頑張らない身体、周りに左右されない身体、軸といったもの。

 

前回の参加者は、ずっとセミナーに参加してくれている人たちでしたが、皆ちょこっと程度教えたぐらいで、直ぐ出来ていたのには、私も驚きましたね。

私が力入れて、女性のか細い腕(肘)を曲げようとしても、全然曲がらないんです。

私なんてそれが分かるまでに、あれやこれやと研究し、何年もかかりましたから、羨ましい!

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頑張るのもいいけど

頑張ることは素晴らしいことですが、何か目的や目標があって、それとは違う頑張りをした場合は、その折角の頑張りも報われない。

またどうせ頑張るのであれば、その頑張りを生かせる頑張り方をしたいものです。

 

最近はコロナウィルスが流行ってきていますが、去年は地震などの災害があったり、北海道は歴史的な暖冬となり、その反面、カナダで大雪が降ったり、またオーストラリアでは大規模な山火事が続いているなど、何が起こるか分からない。

それで万が一を考えて、少しアウトドアをやるようになり、サバイバルにも少し興味を持つようにもなった。

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なぜ人は結婚するのか?

好きな人と一緒にいたいから?

それもあるでしょう。

しかし殆どの場合は、もっと別の理由がある。

それは結婚することが、一般的な常識だからです。常識だからある程度の年齢になっても、まだ結婚していない人がいれば、常識と違うことをやっているから、「結婚しないの?」と疑問に思う。

 

また世間一般の常識的なことや、皆と同じことをしたいから、皆が結婚しているぐらいの年齢になったら、自分も結婚しようかなとか、結婚しないとまずいかな、といった考えが出て来る。

もちろん結婚することが、悪いだとかそういう話ではなく、また結婚だけの話ではなく、殆どのものが、周りの影響を受けた結果、それに自分も従っていることが多いということです。

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期待するな

期待することはいいことだと思われていますが、しない方がいいでしょうね。

何故なら期待して、期待通りの結果にならなかったら、勝手に一人で怒ったりするんじゃないでしょうか?

それで上手く行かなくなる。

たとえば子供にこうなって欲しいと期待をすれば、自分が考え出したレールに子供を乗せることになり、子供の自由、意思が失われる。

自由や意思を奪われた子供は、それに反発し、言う事を聞かなくなるし、親は子供が自分の思い通りにならなくて、ストレスとなり怒る訳です。

 

整体に来た子供に話しかけると、お母さんが答えたり、お母さんを見て、お母さんに答えを求める子供が割りといる。

お母さんは、「あんたが聞かれているんだよ」みたいなことを言うのだけど、元々の原因は、お母さんの言う通りに従えば上手く行くからと、子供に期待をかけ、人生の全ての選択は、お母さんの言うことに従わせ、しつけられてきた。

だから何事もお母さんの許可、ルールに従わなければならないから、「この場合、何て答えたらいいですか?」とお母さんを見る。

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自分のタイプと我流について

 

札幌に移ってから、余りカウンセリングみたいなことをしなくなって、相談も乗って上げれてなかったのですが、教えて貰わないと、自分では中々分からないものですね。

だから最近はやっぱり教えなきゃいけないかなと、教えるようになって来ている。

 

人は大きく二つのタイプがあり、一つは師につかず、独学的に学んでいくタイプの人。もう一つは、師について学んでいくタイプの人。

これはタイプが違うと言うだけで、どっちが凄いも何もないですが、私はどちらかと言うと、宮本武蔵の様に、一人で色々考えたり、閃いたりして、色んなことを発見していくタイプです。

イチローのお父さんとか、タイガーウッズのお父さんとか、横峯さくらのお父さんとか、亀田さん兄弟のお父さんとか、一流選手に育てた親も、そういうタイプが多い。

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外の世界に出よう

イチローがイチロー杯の閉会式で、

「今は先生よりも生徒の方が力が強くなっている。自分自身を自分で鍛えて欲しい。外に出て初めて分かる世界がある。」

と言っていましたが、外の世界に出ない限り、絶対分からないことは数多くある。

 

子供の内は、海も見たことが無ければ、雪も見たことがないとか、学校に行ったことがないとか、働いたことがないとか、色んな未体験や知らないことがありますが、

これが大人になると、ある程度のことを経験し、知識を得、初体験みたいなことが少なくなって、次第に人生とは大体こんなもんかな、というようになってくるでしょう。

しかし実際は、自分がそう思っているだけで、実際に知っていることは、ほんのわずかでしかなく、ただ単に自分のワンパタン、現状維持をくり返しているに過ぎない。

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