波動の本当の話

「幽霊の話をすると、幽霊が集まってくる」

なんて言ったりもしますが、幽霊の映像を見たからと言って、必ずしも幽霊が寄って来るということは無いと思います。

もしあるとすれば、幽霊の映像を見て、「幽霊って本当にいるのかなぁ」とか、「怖い」、といった感情を伴うことで、波動が幽霊の波動と合いやすくなる。

逆に100%幽霊を信じていない人や、何とも思わない人であれば、余り影響しないでしょう。

 

それにしても最近はよく、波動とか波長とかと言われるようになりましたが、怪しい波動グッズがあるように、そうしたものについてちょっと怪しく思う人もいると思います。

ただ全ては波、つまり波動だということが分かって来ているので、そうした面から考えれば、「波動というものはあるだろうな」、ということは理解出来ます。

揺らぎ整体の施術にしても波動です。

とは言っても、波動と言ったって、イマイチよく分からないんじゃないでしょうか。

 

これは何故わからないかと言うと、感覚が優れているとか優れていないとか、普通の人が持っていない力を持っているとか、そういうことではなくて、本当は誰でも分かってはいることだけど、波動とは一体何のことを言っているのかを分かっていないだけなのです。

波動とは、簡単に言えばなんてことは無い、雰囲気のことです。

 

「この人は独特の雰囲気を持っている」とか、「ピリピリした雰囲気だった」、「和やかな雰囲気だった」など、雰囲気という言葉は、日常的に使われていて、誰もが感じることが出来るものであり、またそれに対しておかしく思う人は誰もいません。

それを分かりにくく波動と言っているだけなのです。

「アイドル」などの言葉の様に、誰でも知っている言葉を使うよりも、小難しい波動という言葉を使う方が、かっこいいし、目新しさがあり、凄い人に思われたり、商売したりするには良かったりもする。

 

成功法則でも、波動や波長といった言葉がよく使われていますが、波動と言っても分からない人は多いと思いますが、これが雰囲気という言葉に置き換えてみれば分かると思います。

その延長で引き寄せの法則などがあったりもしますが、成功法則や運気のアップなどでも雰囲気が大事だということです。

 

私の知り合いに、ダメ男がいますが、最近は少し頭が薄くなっては来たものの、顔の作りをよく見ると、そんなに悪いものではない。笑

目が多少いっちゃっているので、女性から余り好かれないのは、仕方がないかなとは思いますが、その男は顔がダメなのではなく、性格が問題なのですが、もっと言えば、雰囲気がダメなのです。

たとえば性格が悪くても、雰囲気が良ければ、人は騙されるんじゃないでしょうか。

逆に言えば雰囲気が変われば、性格も変わり、周りの対応も変わる事になる。

「イメージが大事」と、いうのと似ていますが、雰囲気が大事なのです。

 

そう言う事から考えると、髪型や服装などは大事になる訳です。

囚人の服を着れば囚人の性格に、看守の服を着れば看守の性格になると言われていますが、服を着ることによって、それに合わせた性格になります。

よれよれのスーツとシャツで、シャキッとすれというのは、無理な話でしょう。

和服を着るのと洋服着るのとでも、気持ちは変わる。

髪型や髪の色が変われば、雰囲気が全く変わったりしますが、そうしたツールを使って、自分の雰囲気を変えるのは、一つだと思います。

 

この雰囲気を活用出来れば、何事も上手く行きやすくなりますが、運気をアップさせたいなどにしても、雰囲気をよくすることに心がけ、逆に雰囲気が悪くなるようなことは、出来るだけ避ける様にする。

昨日怖い映画を勧めておいて言うのも変な話ではありますが、バイオレンスな映画などは、たまにぐらいならいいのでしょうが、余りよくはないでしょうね。

アクション映画を見た後は、強くなった気になっていたりするように、気持ちや雰囲気に変化を与えるので、いいものだったらいいけど、悪いものであれば、悪い影響を受けてしまう。

バイオレンスものは、子供には余り見せない様にされたりしていますが、大人であっても、子供ほど影響は受けにくいというだけで、影響は受ける。

 

雰囲気の活用の話は、かなり長くなるのと、それを実践する感覚を掴むことは難しいかもしれないので、詳しい話は止めて起きますが、もう一つ分かり易い所で言っておくと、何かの集団にいたとして、一人だけが違う雰囲気を持っていれば、よくも悪くも目立つことになります。

いい場合ならいいですが、そうではない場合は当然攻撃されることになり、それを避けるためには、自分の雰囲気に合った所に行くか、自分の雰囲気を変えるかなどしなければならない。

もし上手く行かないことなどがあるのであれば、仕事の内容とかそうしたことではなく、かもしだしている雰囲気に問題があり、そこの集団の雰囲気に合っていないのかもしれないのです。

 

また通常、自分と同じレベルの集団に所属しようとするものですが、「自分は変りたいんだ!」とか、「今の自分よりもっと上の世界に行きたいんだ!」という場合は、その雰囲気を手に入れなければなりません。

金持ちになりたければ、金持ちの人と付き合って、金持ちの雰囲気になれさせ、自分が金持ちの雰囲気を醸し出せるようにするわけです。

しかし最初にそうした集団の中に入って行った時には、自分の雰囲気は、そこにはまだ合っていないため、自分にとっては大きなストレスで、その集団の雰囲気に合せるまでに時間がかかったり、合わせることを知らなかったりするので、雰囲気を掴む所まで至らず、その壁を抜けられない。

ヒントを言えば、覚えるとか何だとかというよりも、そこの雰囲気に慣れさせる、馴染ませるということがまず大事なので、一般的にやろうとすることは、後でもいいのです。

 

それと気を付けなければならないのは、自分が周りよりも上のレベルだったり、個性的な性格だったり、普通の人とはちょっと違うタイプで、周り皆がそうでない場合。

たとえば、エジソンの様に自分一人だけが、ずば抜けて頭が良かったり、クラスメイト皆が就職組で、自分一人だけが偏差値の高い大学への進学を目指していたり、チームメイトはただ部活をやっているだけだが、自分だけが本気でプロを目指してやっていたり、学生時代のしょこたんのような人など。

そうした人が周りに雰囲気に合わせてしまうと、自分が死んでしまいます。簡単に言えば周りに流されてしまう。

この場合は、大変であっても自分を貫き通すか、自分と同じような人たちがいる環境、自分の長所を伸ばせる環境に移るかのどちらかです。

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