無添加生活入門

最近では、オーガニック的なものが、人気が出てきてはいるものの、それでも日本で無添加のものに気を付けている、何て言うと、変人扱いされ、「そんなの気にし過ぎだって!」と、言われたりもいる。

しかしもし気にしないのなら、子供にコンビニ弁当でも、カップ麺でも、スナック菓子でもバンバン食べさせ、また醤油ではない醤油風味を使っても、気にならないでしょうし、雨降っている時に喉でも乾いたのなら、雨水でも飲んでいたらいいでしょう。笑

「雨水なんか飲める訳ないだろ」、などと言うものなら、同じように、「そんなに気にし過ぎだって」と言ってあげる。川の水を飲めと言っているのじゃないですからね。

雨水だったら、いいじゃんか。


ジャンクフー
 

冗談はともかく、少なくても、添加物を気にしないという人は、まず味覚が余り優れていない人だと思います。

私は子供の頃、どうも薬の味がして、この味は何だろうかと思った経験がありましたが、それが後に添加物だったことが分かった。

また子供の頃水泳を習っていて、終わった後に自販機の確かピーチのジュースを飲むのが楽しみでしたが、ある時味が変わった。また好きだった酢昆布も、ある時味が変わった。

添加物を使った方が安いので、恐らくメーカーがそれに切り替えたのでしょう。

 

添加物ではなくても、外食した時、水がカルキ入り水道水であれば直ぐ分かる。また番茶が出てきたりすることがあると思いますが、洗剤の味がすることがある。最近は蕎麦屋に行って、蕎麦湯を飲んだら、洗剤の味がして吐き出した。笑

と言っても私は、全ての添加物の味が分かるとか、料理人のように、味覚が特別に優れているわけではなく、ごく普通のレベルに過ぎません。

しかし、添加物について全く気にしないという人は、味覚が鈍っている人でしょう。

世の中には感覚が鈍い人、鈍感な人もいますが、その人たちが感覚が鋭い人の世界が分からないのと同じように、味覚に鈍感であれば、何を食べても同じなので、添加物を気にしている人などがいれば、「そんなの気にし過ぎだって」となる。

中には、「いいや、私は味が分かります」と言う人もいるかもしれませんが、それは値段と雰囲気を見ているだけで、実際に目をつぶって食べたら、余り分からないものです。
TUBURU

 

添加物というと、健康云々もありますが、味の問題もあり、好みは自由ではありますが、味覚が鈍っているので、2,3週間、無添加に近い食生活を送り、その後コンビニ弁当でも食べたら、大体の人は、その味の不味さにびっくりするのではないかと思います。

私も元々タラコが好きでしたが、添加物が多いので止めていて、ある時ホテルの朝食で試しに食べてみたら、余りの不味さに吐き出したことがありました。

それだけ普段添加物に慣れると、感覚がマヒし、鈍っているのです。

また味の他に普段なんとなく口の中や舌が、気持ち悪くなったり、スッキリしない様な感じになることもあるかもしれません。

 

それとついでに、いいとか悪いということでもありませんが、味覚が鈍い人は、身体感覚も鈍いので、イチローのような体ではないのと、普段の生活も添加物と同じように気にしないので、洗濯槽の掃除もしないでしょうね。笑

「気にし過ぎだ」と言う人の気が行くところは、あくまで目が行く所、見える所で、それ以外のことは気にしない。

また日ごろから整体を受けて、体をケアするといった、予防的なことも余りしないでしょう。

 

次に健康ということで言いますと、1年間に4キロぐらいの添加物を摂っていると言われたりしています。

また食品添加物の中には、発がん性があると言われるものもあって、また商品化されてから後にそれが分かり、そこから人知れずひっそりと、商品が無くなったりしているものもある。

薬にしてもそうですが、そのものの問題だけではなく、組み合わせによって、どういった化学反応が起こるのかが分からないので、直ぐには分からなかったり、商品化されてから分かったりもするのです。

もっと言えば、長期的に見た場合、50年後にどういった影響を及ぼすのか、また子供や孫にどういった影響を及ぼすのかというのは、調べることは出来ません。そんなことやっていたら、会社が潰れてしまう。

そのため試験データは、あくまで短期的なもので、長期的な影響は、よく分からないというのが現状です。

 

この辺のことは分からないので、それぞれの判断でいいと思いますが、気にしないという人であれば、もし体に良くないものがあった時、そうでない人に比べ、それを摂る可能性は高いとは言えそうです。

これも私のことで言えば、お弁当のチェーン店みたいな所で、毎日お昼ごはん買って食べていましたら、髭が茶色く変色しました。全体に薄茶色という感じではなく、何本かが、銅線のように完全な茶色になったのです。

自分でご飯を作れないものだから、仕方なしに食べていましたけど、それがあって、やっぱり良くないなと思い、それ以来止めた。
tenkabutsu

 

スポーツで言うと、最近ではスポーツ栄養学など、栄養の面も考えられるようになり、またオリンピック選手やその親にも栄養の指導が行われていますが、その際、余り添加物の多い食品は摂らないようにと薦められています。

そうしたものでは、疲労やケガからの回復などが違うためです。

海外で生活しているアスリートにしても、オーガニックのものを使うようにしていることが多いですが、「気にし過ぎだ」と主張する人たちにとっては、その人たちもまた気にし過ぎなのでしょう。

 

確かに一般のアスリートであれば、プロやオリンピアンのように、気にしなくてもいいのかもしれません。また無添加などに神経質なまでに気を付けている人は、かえって体を壊している人の方が多かったりします。

何事も度が過ぎることはよくなく、神経質になることは良くないので、ストレスになるまで気を付けるというのは、かえって健康を害することになります。

しかし、そうした人がいるからと言って、添加物について気を付けることが、ダメだということにはならない。

添加物について気を付けすぎも、気をつけなさすぎも、同じようなことです。

 

一番いいのは、神経質になったり、ストレスになったりせず、いいものだけを体に摂り入れる事ですが、社会の中で生活していく以上、それを完璧にすることは、俗世間から離れ、山籠もりでもしなければ難しい。

そのため基本は、無添加的な生活に気を付けながらも、社会や生活に合わせ、適度に程よく、ストレスにならないよう、楽しみながら行うことがが正解だと思います。

その簡単な方法としては、まず味噌、塩、醤油など調味料をいいものを使うこと。

手作りの味噌や無添加の味噌は、おいしいので苦になりません。いい塩もおいしいし、健康に直結するので、平窯など昔ながらの製法で作られているものを選ぶ。

また逆に無料の醤油とか、納豆に入っているタレは使わないようにする。どこか行った場合は仕方がないですが、いい醤油を使う。

こういうことであれば、おいしいし、即健康に繋がるので、ストレスもなく、それほどお金もかからないし、取り組みやすいと思います。
SIO

 

ついでに、栄養のことについて少し説明すると、野菜は昔と比べ栄養価がかなり落ちていると言われています。

それに加えて、野菜を摂る量そのものは減り、またお菓子やスウィーツ、麺類や粉ものなどといった糖質、添加物などを摂る量は増えています。

そうするとビタミンミネラルは、益々不足している状態になっている。昔の人は頑丈な体で、今の人はそうでないというのは、この辺のこととも関係していると思います。

筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルがあり、最近ではインナーマッスルの重要性が知られるようになりましたが、特にミネラルのように微量なもの、目立たないものは、栄養のインナーマッスルのようなもので、もしかしたらそれが体内の丈夫さを作っていくのかもしれません。

 

そのためには良質な塩を摂って、良質なミネラルを補う必要はありますし、味噌や醤油、納豆など、発酵食品もいいでしょう。

それと今の時代は、足りないものは何でもサプリメントで補えばいい、ともなっていますが、良質なサプリメントを見つけることも難しく、実際には吸収できていなかったり、かえって変なものも摂っていることもあったりして、少し難しい。

カルシウムのサプリメントにしても、一般的なものは、余り吸収しなかったりします。

基本的にサプリメントにしても、自然に近いものがいいでしょうね。

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