才能ではなく知識の差

スポーツでも何でも、生まれ持った才能によるものが大きいと考えられがちです。

例えば足が速いかどうかなども、遅い人は一生遅いと考えるのではないでしょうか?

そうではなく、正しい指導を受け、正しい知識を勉強すれば、誰だって速く走れるようになる。

 

2008年北京オリンピック男子4x100mリレーの銅メダリストである、朝原宣治(あさはらのぶはる)さんは、著書「朝原宣治のだれでも足が速くなる」の中で、

かけっこは、素質じゃない!

かけっこは、生まれもった素質ではしるものではありません。その素質よりも大事なことは、

「どうすれば速く走れるかをよく考え」
「頭を柔軟にして、創意工夫をこらし」
「人のアドバイスに耳をかたむけ」
「自分をよく知り、受け入れ」
「問題を自分で解決する姿勢をもって」
「けっしてあきらめず」
「自分を信じることができること」

以上の7つを胸にきざんで、練習にのぞんでほしいのです。

と言っています。

 

足なんかはちょっとした知識を持つだけで、速くなる。

例えば前半は、加速をしなければいけないので、上体を前かがみにしなければなりませんが、それを知らない人は、スタートから直ぐに上体を起こしてしまう。

それでは速く走れません。

芸能人がテレビ番組で、100M走ったりすることがありますが、上体を直ぐに起こしているようであれば、それだけでタイムを見なくても、速く走れないことがわかります。

また逆に、そうしたちょっとしたワンポイントを教えるだけでも、即効で速くなってしまう。

 

旭川のアスリートたちは、一生懸命間違った努力をし続けていますが、揺らぎ整体のホームページに載せている、「間違いだらけの筋力トレーニング」の記事を、旭川の人が、皆読んでくれたとすれば、それだけでも旭川のスポーツレベルは、大幅に向上するのではないかと思います。

また最近書いていたイチローの記事なんかも、今までの考えを変える大きなきっかけになるのではないでしょうか。

 

才能ではありません。

どんなに一生懸命努力をしたとしても、それが間違っていたら、いい結果を出すことは出来ません。

正しい方法を知識を勉強し、それに沿った努力をすれば、誰でもいい成績を出すことが出来る。

もし出来なかったとすれば、才能ではなくやり方が間違えていたのです。

asahara

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