腕立てに30年

腕立て伏せは誰でも知っているし、誰でもやったことがあると思います。

私も小学生の頃から腕立て伏せはやってきました。

またウエイトトレーニングを、本格的にやるようになってからも、ベンチプレスはもちろんのこと、腕立て伏せもかなり行っていたと思います。

ベンチプレスやダンベルフライなどで、上半身をトレーニングした後、更に腕立てを行って、限界まで追い込むのです。

足をベンチ台に乗せて、負荷をかけて行うこともあれば、通常の腕立てでは、可動域が狭いため、最大限の可動域でトレーニングを行うため、ダンベルや何かの台を使ったりして、より深く沈みこめるようにして行ったりする。

昔はそんなことを、必死に行っていた訳です。

 

だから筋力や筋量はある程度ついたし、女の子にもモテた?

女の子はともかく、キッズの男の子にはモテました。笑 彼らは筋肉が好きだから、「すげぇ~、すげぇ~」って触ってくる。

しかし、それだけ腕立てもやってきたし、ベンチも体重の二倍はあげられるようにもなりましたが、それは自己満の世界で、何の意味もなかった!!笑

 

もちろんある程度の筋力、筋量、パーソナルトレーナーとしての説得力、キッズたちの人気者になる目的などでは、意味がなかった訳ではない。

しかし今私が辿り着いたもの、目指していたものからすれば、何の意味もないものだったのです。

私はベンチプレスで、体重の2倍上げれるようになった頃から、「これじゃあ、外国人に勝てねぇ」と思って、ウエイトトレーニングを完全に止めました。

それから10年がかりで、今の腕立てに辿り着きました。人生合わせたら30年ぐらい。それでもまだ完成した訳じゃない。

 

セミナーでは、そう言う事を教えていますが、旭川では一般的な筋トレすら知らない段階なので、そういうことには興味がなく、筋トレを教えて欲しいらしい。

その筋トレだって、旭川の人なら何もしない方が、パフォーマンスは上がるのですけど、何かダメになるようなことをやりたくなるものです。

 

イチローのお父さんの話をして、一流の世界を少し知って貰おうと思いましたが、一流の世界は、大変なのはもちろんですが、一生懸命云々以前に、想像すら出来ない世界ではないかと思う。

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