力を手にして失うもの

昔は大学に行く人は稀であったため、学校の先生は、生徒の親からも尊敬され、「家のバカ息子をよろしくお願いします」、と言った感じでした。

しかし今では、大学に行くことが当たり前のようになってしまい、学校の先生よりも、学歴が上になっている。そういうこともあって、先生の立場は低くなってしまった。

それに加え、日本は欧米化が進んだことで、「お互い様」という考えもなくなり、こうなったのはあなたのせいだと、責任を全て相手に押し付けてしまうようなことが起きている。

更に少子化になったことからも、子供に過剰に関心を持って、子供を守ろうとする親の気持ちなど、色々な条件が重なったことで、今の先生という立場は、極端に言えば、あってないようなものになった。

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イチローを一流に育てた父 5

お金のことに関して言えば、イチローのお父さんは、イチローが欲しがるものなら、特に野球道具はなんでも買い与えた。

やり始めた当初は市販品の量産モデルだったが、本格的に野球を始めると、プロの選手が使っているプロモデルを欲しがって、四万円もするグローブも買い与えたとか。

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イチローを一流に育てた父 4

バッティングセンターに通うことの大変さは、毎日通うことだけではありません。もう一つ大変なのことは、お金。

毎日通っていたから、バッティングセンター代だけで、毎月四、五万円もかかっている。

普通は、そこまでお金は使えないでしょう。だから毎日通うとか、思う存分やらせるとか、一日二回も行くといったことはしない。

しかしイチローのお父さんは、それをやっていた。

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イチローを一流に育てた父 3

イチローの子供時代の話で、バッティングセンターに通ったことは、有名でしょう。折角なので、当時のエピソードも含め、紹介します。

 

イチローが好きな練習は、フリーバッティングだったが、二人で練習していることもあって、10球も続けて打ったら、ボールを拾いに行かなければならなくなる。

そうすると能率が悪く、時間のロスもどうにかしたいのもあって、思いついたのがバッティングセンター。

そこから小学校3年生から中学を卒業するまでの7年間、イチローはほとんど休まず、バッティングセンターに通い続ける。

 

バッティングセンターに通い出した小学三年生の頃は、100キロ前後のボールを打っていた。

学年が上がるにつれ、速いボールを打ちこなすようになり、五年生の頃には110キロ、六年生の終わり頃には、最高速の120キロのボールを難なく打ち返せるようになる。

中学に入ると、130キロが出る様改造して貰い、中学の終わり頃には、そのスピードにも慣れ、打席の位置を、2,3メートル近づけて打っていた。

 

1ゲーム25球で、毎晩最低でも5ゲーム。平均すると6~8ゲーム。一度家に帰ってから、もう一度行ったことも度々あった。

打ったボールは、全部で40万球近くにもなる。

 

バッティングセンターに、毎日通うというのは、これもまた大変でしょう。

週に二、三回、塾に送り迎えしたりするのも大変だと思いますが、バッティングセンターに毎日です。

またイチローのお父さんは、イチローが何か言って来た時のために、いつでも準備しているのですが、もう一度バッティングセンターに行きたいと言えば、連れて行く。

普通は、「今忙しい」、「用事がある」、「仕事がある」、「今日行ったんだからいいじゃないか」となる。

偽物と思っているものが本物 2

スポーツでは、ほとんどの人がプロアスリートになることが出来ませんが、才能の問題と言うよりも、練習方法が間違っていることが原因です。

しかし、身近に正しいことを教えてくれる人がいない、正しいお手本がないことなどから、間違った知識や練習が常識になっている。

 

例えば力んでいるなら、それを直さなければなりませんが、力むことの本当の意味が分からないので、本当は力んでいるのに、それがいいとものだと誤解していたり、

それにより、力んでいない子供が評価されなかったり、また力んでいない子供も、力ませるようにしてしまったり、などのことが当たり前に行われ、才能も潰されている。

 

一流選手たちの子供時代について言えば、親が四股を踏まされたり、マッサージをしたりなど、当時の時代では常識ではないことをやって、笑われたり、バカにされたりしていましたが、そういった本物の方が、間違っていると思われる。

 

歴史的に見ても、天才はいつも否定されてきました。

例えば今の時代なら、携帯やラジオなどは当たり前ですが、そうでない時代に、「電波で声を飛ばすことが出来る」と言って来た人に、「それは面白い発想ですね」など、肯定的に捉える事が出来るでしょうか。

ほとんどの人、また頭がいい人程、「お前はバカじゃないか」、「頭がおかしくなったんじゃないか」と、否定する。

だから私も、時折天才を否定するような人間でないかどうかと、自問自答するようにしています。

そういうこともあって、UFOとか幽霊などのような、科学でよくわからないようなものなどは、「そういうものもあるかもしれない」と、完全に否定しない。

 

自分が、間違っていると思うこと、ダメだと思っていること、違うと思っていること。本当は、それこそが正しいのかもしれない。

イチローを一流に育てた父 2

「四年間毎日練習していた」などと言えば、一流のアスリートになったこともあり、相当きつい練習をしてきた、頑張ってやってきたようなイメージを持ってしまいますが、そうではなく、イチローがやっていたのは、練習と言うよりも、どちらかというと遊びの延長。

だから毎日続けることが、出来たのだと思います。

それが練習のような感じであれば、体は疲労するし、嫌になって投げ出したりしてしまったかもしれません。

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イチローを一流に育てた父

イチローを育てたお父さんについて、イチローと毎日練習して来たとか、足の裏をマッサージしていたなどといったことは知っていると思いますが、それは表面的な所だけです。

しかし、本当は普通の人には真似できないぐらいの、大変なことをやってきています。

これから、どうやってイチローを育てて来たのか、イチローのお父さんの子育て法について、紹介していこうと思います。

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一流に育てた親が凄い

最近「一流アスリートは親が凄いんですね」と言われましたが、一般の人の常識とは全く違うものだなと、改めて気づかされました。

子供がイチローと全く同じ遺伝子を持っていたとしても、他の親が育てれば、プロにもなれなければ、甲子園にすら行くことは出来ない。

天才の遺伝子をさずかりさえすれば、プロになっていくわけじゃないんです。

育て方がまるで違う。

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子供はいつも親を見ている

親は、子供のことをいつも見ていると思います。ちゃんと学校言っているのかとか、勉強しているのかとか、病気になっていないのかなど。

しかしそれと同時に、子供もよく親のことを見ている。むしろ子供の方が感性があり、観察力もあるから、子供の方がよく見ている。

つまり子供を見ているだけでなく、親は子供にも、全て見られているのです。

例えば添加物の事でも話しましたが、親が一生懸命ご飯を作っているとしても、もし添加物を使ってたならば、その存在がわからなくても、必ず全てを手作りで作った料理ではないことはわかっている。

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子供には決して無理させぬこと

子供に頑張って練習させれば、強くなると思われていますが、全然違う。

イチローのお父さんは、決して無理させるようなことはしなかった。ピッチング練習も一日30球から50球で、それ以上はやらせなかった。

これは野球だけでなく、バスケットボールでも、サッカーでも、バドミントンでも全て同じでしょう。子供には決して無理はさせないことです。

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