元楽天の山崎武司さんは、「ウエイトトレーニングで失敗して来た人を大勢見て来た」と、ウエイトトレーニングを行わずに成功した一人です。
だから何が何でもウエイトトレーニングが必要であるとは限らない。
この山崎武司さんは大変面白い人で、プロなのに長いバットを使っていたことに気づかず、それに気づいたのがキャンプ終盤。仕方がないから今シーズンはこれを使おうと、長いバットを使ったらホームラン王に。
また練習でスパイクを忘れ、それを星野監督に見られ、怒られるのが怖いから今シーズンはスパイクなしでやろうと思っていると、適当な嘘を言った事が原因で、1シーズンをスパイクなしで過ごしたら、流し打ちが出来るようになってリーグ7位の打率に。
ちなみにこの動画の40秒ぐらいの所で、ホームランを打って腕をグルグル回した後、指を指して何か叫んでいますが、あれは「やったぞー」みたいなことをチームメイトに言っているのではなく、ムカついていた星野監督に対して指を指して、「おっさんボケェ~!!」と言っています。笑
ついでにこれも。
ウエイトトレーニングはやっていないと言っても、中学の時に東海地区で3位になるほど、地力のパワーがある。こういうパワーはあればある程いい。ただウエイトトレーニングだと、それが付きにくいのです。
だからこそハンマー投げの室伏さんなんかも、ベンチプレスなどのウエイトトレーニングは余り行わず、丸太を持ち上げたり、行ったとしてもハンマーをぶら下げたりして少し工夫している。